前回の記事では、
『論語と算盤』が伝えたいことを、
「利益と道徳は両立するものであり、人の役に立った結果として利益が生まれることが本来の商売である。」
というぼくなりの言葉でまとめました。
今回は、その続きを考えてみたいと思います。
「利益を追うこと」は悪いことではない
まず、誤解してはいけないのは、
渋沢栄一は利益を否定しているわけではないということです。
会社は利益がなければ続きません。
社員の給料も払えません。
新しい挑戦もできません。
利益は、会社が社会の中で活動し続けるために欠かせないものです。
だから「利益を出すこと」は悪ではありません。
問題なのは、
「利益だけが目的になってしまうこと」
目的と手段が入れ替わると苦しくなる
最近、ぼくは仕事の中でこんな場面によく出会います。
「ホームページを作りたいです。」
「AIを導入したいです。」
「SNSを頑張りたいです。」
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
でも、お話を伺っていると、
「そもそもなぜホームページが必要なのか」
「AIで何を解決したいのか」
「SNSでなにを発信したいのか」
そこが曖昧なケースも少なくありません。
ホームページを作ること
AIを使うこと
SNSで毎日投稿すること
これが目的になってしまう。
本来は『手段』だったはずなのに、
いつの間にか目的と手段が入れ替わってしまうのです。
これは利益についても同じことが言えるのではないでしょうか。
利益はあくまでも結果にすぎません。
「売る」よりも「役に立つ」
ぼく自身、
ホームページ制作を始めた頃は、
「どうやって仕事を増やすか」
を考える時間が多かったように思います。
もちろん、それも大切です。
でも、経験を重ねる中で考え方が変わってきました。
いまは、
「このお客様は、本当は何に困っているんだろう?」
というところから話を聞くようにしています。
ホームページが必要だと思って相談に来られた方でも、
実際にはLINEの導線を整えた方が効果的なことがあります。
AIを導入する前に、
社内業務の流れを整理した方が成果につながることもあります。
場合によっては、
「いまは何もしない方がいいですね」
とお伝えすることさえあります。
目の前の商品を売ることよりも、
相手にとって本当に必要なことを考える。
遠回りのように見えて、
じつはそれが一番信頼につながるのだと感じています。
信頼は時間をかけて積み上がる
渋沢栄一は、「信用」をとても大切にしていました。
信用は広告では買えません。
一度の営業で手に入るものでもありません。
約束を守る。
誠実に対応する。
相手の立場に立って考える。
そうした小さな積み重ねが、
やがて「この人に相談したい」という信頼になります。
ぼくが目指している
「みなさまの情報発信と業務改善を支える相談役」
という立場も、まさにこの信頼の上に成り立つものだと思っています。
AI時代だからこそ、人が選ばれる理由
AIは、文章も作れます。
画像も作れます。
ホームページのたたき台も作れます。
本当に便利な時代になりました。
でも、「誰に相談するか」は
AIが決めることではありません。
人は、人を選びます。
だからこそ、
これからの時代は技術だけではなく、
「どんな姿勢で仕事に向き合っているか」
が、ますます重要になるのではないでしょうか。
利益だけを追いかける会社よりも、
「この会社なら安心して相談できる」
と思ってもらえるかどうか。
ぼくは、そんな会社がこれからも選ばれ続けると信じています。
おわりに
改めて感じたのは、利益はゴールではなく、
「信頼の積み重ね」
が形になった結果だということ。
ホームページも、AIも、SNSも、
すべてはお客様の課題を解決するための『手段』にすぎません。
その順番を間違えなければ、
仕事はもっと長く、もっと楽しく続けられる。
そんなことを、この100年以上前の一冊が静かに教えてくれているように感じました。
次回予告
第3回 「信用はお金では買えない」──なぜ渋沢栄一は『信用』を何より重視したのか?
AIが急速に進化する今だからこそ、改めて考えたい
「信頼される人・会社」
の条件について、ぼくなりの視点で書いてみたいと思います。
困ったときはお気軽にご相談ください♪
■ ジャンボのインターネットなんでも相談会
ご予約はこちら
30分 5,500円
パソコン・スマホ・ホームページ・AI・SNSなど何でもどうぞ♪
■ サービスメニュー
https://jumbo-factory.com/menu/
■ LINE公式アカウント
https://line.me/R/ti/p/@403kmtua
フォロー・ご相談大歓迎です♪


