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「よく聞くけど、この本、結局何を言いたいの?」

そんな気持ちで読み始めたのが、

渋沢栄一の『論語と算盤』でした。

名前は知っていても、

「昔の偉人が書いたなんだか難しそうな本」

というイメージを持って避けてました。笑

でも実際に読んでみると、

驚くほど今の時代にも通じる内容。

この本が伝えたいことを一言でまとめると

「利益と道徳は対立するものではない。人の役に立った結果として利益を生み出すことが、本来あるべき商売の姿である。」

そうぼくは受け取りました。

「論語」と「算盤」はどちらも必要

タイトルにもある「論語」は、

人としてどう生きるかという道徳や倫理のこと。

一方、「算盤」は、

お金や経営、利益のことだと理解しました。

昔から、

「きれいごとだけでは商売はできない」
「商売は利益を出してこそ」

という考え方があります。

また逆に、

「利益だけを追いかけるのも良くない」

という意見もあります。

でも渋沢栄一は、そのどちらかではなく、

「両方が必要だ」

と考えました。

社会の役に立つ仕事だからこそ利益が生まれ、

その利益があるからこそ、

さらに社会へ貢献できる。

100年以上も前に、

この考え方を語っていたことに驚かされました。

いまのぼくの仕事にも重なる

この本を読んでいて、

「あれ? これってぼくの仕事そのもの?」

と感じる場面が何度もありました。笑

ぼくは現在、

ホームページ制作やITサポート、AI活用の相談をしています。

でも最近は、

「ホームページを作ります」

と伝えることはほとんどありません。

代わりに伝えているのは、

「情報発信と業務改善を支える相談役」

という立場です。

ホームページを作ることが目的ではありません。
AIを導入することが目的でもありません。
動画を編集することが目的でもありません。

お客様が抱えている課題を整理し、

より良い方向へ進めることが目的です。

そのための手段として、

ホームページやAI、動画制作があるだけです。

この考え方は、

『論語と算盤』が伝えている

「道徳と利益は両立する」

という考え方と重なるように感じました。

AI時代のいまだからこそ

最近はAIの進化が目覚ましく、

「AIを導入しましょう」

という話を耳にする機会も増えました。

でも、ご相談を受けるたびに思うんです。

「それ、AI導入が目的になっちゃってませんか?」

AIは便利な道具です。

でも、それだけでは会社は良くなりません。

「誰のために使うのか」
「どんな課題を解決したいのか」

そこが明確になって初めて、

AIは価値を生み出します。

ホームページも同じです。
SNSも同じです。
Kindle出版も同じです。

手段だけを増やしても、

本当の成果にはつながりません。

まず考えるべきなのは、

「誰の役に立つのか」

それこそが、

『論語と算盤』が

いまも教えてくれていることなのではないでしょうか。

100年以上前の本が、読み継がれる理由

時代は変わりました。

算盤はパソコンやスマートフォンになり、

AIが仕事を支える時代になりました。

それでも、

人との信頼や誠実さ、

社会の役に立つという考え方は変わりません。

技術は進歩しても、仕事の本質は変わらない。

だからこそ、『論語と算盤』は

いまでも多くの人に読み継がれているんだと思います。

まとめ

「仕事とは、売ることではなく、役に立つこと。」

その結果として利益が生まれる。

この順番を忘れなければ、

AIがどれだけ進化しても、

自分の仕事の軸はぶれないはずです。

これからも、

ホームページ制作やAI活用を提供するのではなく、

「企業の情報発信と業務改善を支える相談役」

として、

一人ひとりの課題に向き合っていきたいと思います。

『論語と算盤』は、

仕事の原点を改めて考えさせてくれる一冊でした。

次回:「利益だけ追う会社が苦しくなる理由」に続きます笑


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