突然ですがみなさん、本は好きですか?
本を読むのが苦手な方は、この記事を読むと
将来、面接を受ける際に「好きな本について」話せるようになると
面接を有利に進められるかもしれません
読書と面接!?
一見何の関係もないようですが、そこには意外な共通点がありました!
今日の結論
・読書は何歳からでも始めるべき
・若者の読書離れは我々大人世代が原因!?
読書のススメ
いまさら読書のメリットはここではお伝えしませんが、みなさんは1日にどれくらい本を読んでいますか?
2000年あたりから急速に電子書籍が増え、いまではだれでもKindleなどで電子書籍を出版できるほどになりましたが、
読むのにお勧めは、紙の書籍と電子書籍どちらでも良いのですが、このブログでは紙をオススメします(理由は後述)
時間の確保をどうするか
とくに大人になると、
本を読む時間なんてない...
家事や仕事が忙しくて本を読んでいるヒマがない...
家にいると子どもの相手をしないといけないから...
と、とにかく「読書をわざわざする時間がない」ことを理由に
まったく本を読まない方が本当に多いです。
にもかかわらず、子ども世代には
本を読みなさい!
感想文の宿題をやりなさい!
と言ってしまってませんか?
そもそも、我々大人が本を楽しそうに読んでないのに、若い世代が読まないのは当然ではないでしょうか
高校生が本を読まない理由
文部科学省の調査でも、われわれ大人のように
・時間がない
・他にしたいことがある
などと本を読まなくなる子どもと、ずっと読まない子どももいるようです
読書に関する支出
では本に関する支出はどうなっているのでしょうか
全世代を通して読書離れを裏付けるかのように、こんな調査結果がありました
総務省統計局によると、読書に関する年間支出金額はおおむね減少する傾向にあり、
2017年は10,628円と、10年前(2007年、13,896円)と比較して、23.5%減少しています。
要因はたくさん(給与が減った、それ以外のものに回す等)あると思いますが、
こうしてグラフにすると、いかに本にお金をかけなくなっているかがよく分かりますね。
きっかけは簡単なこと
もうすこし引用が続きますがお付き合いください。
では、本を読まなかった子どもたちがどうやって読むようになったか、という調査結果もあるようです。
きっかけは、
- スマホなどの広告
- 友達のオススメ
- 興味関心がふえたこと
この三つが多いようです(家の中に本があること、はあまり関係ないようですね...失笑)
なので、スマホを一日中触っていることが必ずしも悪いことではなく、
より多くの情報に触れ(口コミなども含め)そこから興味を持つ、という流れがいまの世代の情報収集の方法なのかもしれません
老いては子に...
ということは、
「大人世代が本を読まないから若い世代も読まないのだ!」
という仮説は大きく崩れそうですね
われわれ大人世代が積極的に新しい情報をとりにいってないことが、我々世代の読書離れを継続させており、
若い方々はどんどん新しい世界へ飛び込んで、情報や人と繋がり、そこから自分の新しい興味に気がついている、
ということでした!!(結構衝撃です♪)
老いては子に従え、とはまさにこの通りかもしれません
デジタルネイティブな今の世代にとっては、読書をするのと同じくらいに、もっと幅広い世界の人と繋がって、
その方の興味を持っているものに自分も興味をもつ
この流れは、いままでの読書を超越する刺激があるのかもしれません
読書にしかない「あの感情」
ところで、電子書籍よりも紙をオススメしているわたしですが、なぜかというと、
「残り時間のワクワク」
です。電子書籍やスマホでみる活字には、「残り」を「体感する」ということが難しいと思っています。
ん?残りを体感??
紙の小説などを読んでいると、(縦書きの場合)読み進めるほど手の右側にページが溜まっていきます
当然、左側はどんどん減ってくるのですが、
その左側のページが、もうあと数ページ、いよいよ残り数枚になってきたとき
最後の最後で大どんでん返しが来た!!!!!!
という「残りのページのドキドキ感」は、紙の書籍でないと経験できないことだと思っています
コスパ最高
書籍は安いです。ハードカバーで1500円くらい、文庫本や小説だと800〜1000円しないくらいですよね。
一度読めばその金額ですが、10回読んだら、一回100円くらいです!笑
一度読んでその内容に感動したら、もう一度じっくり読んでみることをおススメします!
最低でも2回読んだら半額になります。その金額で、豊かな感情になれるとしたら安いもんですね!
面接にも使える!?
学校では「読書感想文」の授業がありますね。夏休みの宿題にはお約束です。
読書感想文を書くことは得意でしたか?
苦手な方も多いと思います。わたしも大の苦手でした...
禁断のテンプレート
これが正解というわけではありませんが、読書感想文にはある程度のテンプレートがあり、これに沿って書いていくと、簡単に感想文を書くことができます
1、何について書いてある本なのか「紹介する」
2、それを読んで「自分は何を感じた」のか
3、その感じたことを今後「どう活かしていきたいのか」
この3つのステップです
400字詰めの原稿用紙二枚に書くとしたら、
それぞれ3つを200文字くらいでざっと書いて、
あとは50〜70文字くらいを付け足せば感想文になります。
「全部で800文字」
と考えるか
「250文字くらいを3つ」
とするかによって、捉え方は大きく変わってきます
面接でも応用
この考え方は、将来の面接でも活かせると思っています
1、あなたは今までどんなことをやっきたのか「紹介」してください
2、その生活のなかであなたは何を「感じて」いましたか
3、その感じたことを当社(当店)でどう「活かせ」そうですか
さきほどの3つのステップと同じキーワードが出てきましたね!
おそらく面接官が聞きたいのは、おおきくこの三つ
当然、世界を舞台にしたアピールや大企業に転職するなど、規模が大きくなるにつれ、もっと聞かれる項目は増えると思いますが、大筋の柱はそれほど変わらないと思います
まとめ
読書の話から、いきなり面接攻略に話が飛んだような感じですが、決して面接のために読書をするわけではなく、たのしく本を読んでいれば、全体感を掴めるようになったり
相手がどんなことを本当は聞きたいのかわかるようになったり、自分はいま「何を感じているのか」と自分に向き合うきっかけになるなど読書をするメリットは本当に果てしなくあります!
まずは、大好きな人がどんな作家さんを好きになっているのか、そこを調査してみることからおススメします
読書は何歳からでも始められます!我々大人世代も若い世代も、それぞれの情報収集のやり方で、好きな人を追いかけましょう!