ある新年会から決めたルール
大人数の宴会は「ファーストドリンクは三つから選択」
・瓶ビール
・ウーロン茶
・オレンジジュース
以上笑
最初のドリンクで起こった事件
あれは10年ほど前のとある新年会
わたしは幹事としていつもの居酒屋を24名で予約
コースメニューを人数分
時間通りにメンバーは集まり、
最初の飲み物のオーダーを店員さんが聞きに来てくれました
すると、参加のみなさんは口々にこう言うのです
オレ、熱燗!
アタシ、カルアミルク!!
こっちは、レッドアイね!!!
わたしはビーチスムース@#$%^!!!
あの、みなさん、それ乾杯用ですよねぇ〜
とりあえず「すぐに出るもの」で良くないっスか、、、
一通り注文したものの、
予想通り乾杯のドリンクがなかなか来ません、、、
そりゃそうです!
いきなり熱燗やピーチスムースなんとかを頼まれたら、
ドリンク場はいきなりパンクしますよね。。。
しかし、そんなことはつゆ知らず参加者は次々とこんなことを口にします
ねえ、オレの熱燗まだ〜?
おれのレッドアイ来てねーよ!
わたしのピーチ%^&*が#@$%んですけどー
、、、
決 意
お店の方のおかげで、そのあとは飲み物も食べ物もいっさい遅れることなく
極めてスムーズに運び、その日は大成功で宴会を終了しましたが
ぼくは終始モヤモヤ、、、
そう!
あのファーストドリンク事件(事件に!笑)です
その日をきっかけにぼくは決意
幹事の決意
宴会の最初の飲み物は幹事側の選択肢から選んでもらおう!
ぼくの中で決定したものが冒頭の3種類
- 瓶ビール
- ウーロン茶
- オレンジジュース
とりあえず全員ここから選んでもらう
速攻で乾杯して宴会スタート
そのあと、自分の好きなものをのんびり注文してOK
というものですが
この仕組みを実行しようとすると必ず
えー!わたしビール飲めない!!
ねぇ!あったかいウーロン茶はできないの?
あら、ピーチ$%^&は$%#^&なの??
しかし、
ここで絶対に負けてはいけません!!
この”三つの中から”選んでください♪
と。折れずに頑張りましょう♪
こうする理由は、「早く乾杯して宴会をスタートするため」です
なーんだ!そんなこと当たり前じゃん!!
あたしだっていつも早く乾杯して始めてるわよ!
という声が聞こえてきそうですが
先程の例をもう一度思い返してください
幹事が何も言わないと、
参加者は自分が好きなものを好きなように注文します
もちろん、みなさん会費を払っているので、好きなものを飲んで食べるのは自由ですが
超重要な「最初の飲み物」だけご協力いただいて
宴会だけでも早く開始したいのが、お店と幹事の本心なんです♪
自分のことと全体のこと
ぼくの完全な偏見ですが
宴会部長をやるような人って、小さい頃から宴会部長なんです
そして同様に
宴会部長をやったことがない人って、大人になってからも宴会部長なんてやろうともしないんです
べつに
やるのが良くてやらないのは悪い
という話をしたいのではなく、
宴会部長をするとわかること
宴会部長からしか見えない視点
お店との関わり方
というのは、
宴会部長をしてみないと絶対にわかりません
そして、
宴会部長のように全体を管理できる能力って
チームで仕事を行う際に絶対に役立つスキルだと思っています
なので、
宴会だから自分が飲みたいものを頼んで当然
と考えてファーストドリンクから熱燗を頼むのか
お店の準備もあるから最初はみんなと同じでいいよ
と全体を見ることができるのか
これは仕事でもプライベートでも大きな差になるでしょう
(部長経験の無い方、まずは20名くらいの宴会を仕切ってみましょう♪)
まとめ
最初の飲み物を幹事に勝手に決められるなんて、気分が悪い!
と思う方も多いでしょうし、
人によってはまったくどうでもいいことです
でも、飲み会全体をどうマネジメントするか
というスキルは
いかに乾杯を早く始めることができるか
からすでに始まっているんです
ぼくはこれからも大人数の宴会は、最初のドリンクは勝手に瓶ビールにしますねw