SNSを使っていると、

「なんとなく、こうするもの」

というルールが、いつの間にか増えていませんか?

たとえば、

友達申請が来たら、かならず承認する。

フォローされたら、フォローを返す。

「いいね」をもらったら、「いいね」を返す。

コメントされたら、必ず返信する。

LINEが来たら、既読をつけた以上、返信する。

グループLINEから抜けるときは、ひとこと挨拶する。

……などなど。

もちろん、これらが悪いと言いたいわけではありません。

ぼくも、相手との関係によっては普通にやります。

ただ、ふと思うことがあります。

「これって、誰が決めたんだろう?」

じつは誰も決めていない

学校には校則があります。

会社には就業規則があります。

お店には利用規約があります。

でもSNSには、

「フォローされたら必ずフォローを返してください」

なんていうルールは、基本的にはありません。

それなのに、

「普通は返すよね」

「それくらいするのが礼儀でしょ」

という空気が、いつの間にか生まれている。

これが、いわゆる

「暗黙のルール」

ってやつですよね。

そして、これが意外と人を疲れさせます。

「せっかくコメントをもらったから、返さなきゃ」

「いいねをもらったから、こっちも押さなきゃ」

「友達申請が来たけど、断ったら感じ悪いかな」

「LINEが来た……でも今は返したくない」

そんなふうに、

本当は自分の自由だったはずの行動が、

「やらなきゃいけないこと」

に変わっていく。

「やらない」という選択肢

ぼくは、SNSでは

「やる」だけではなく、「やらない」選択肢もある

と思っています。

友達申請を承認しない。

フォローを返さない。

いいねを返さない。

コメントに返信しない。

LINEをすぐに返さない。

投稿を見ない。

ミュートする。

必要ならブロックする。

もちろん、相手との関係性や仕事上の付き合いなどによって、

しっかり考えたほうがいい場面もあります。

でも、

「SNSだから、こうしなきゃ」

という理由だけで、自分の時間を使う必要はないんじゃないかな。

「いい人」は疲れる

SNSって、

「人とつながるためのもの」

というイメージがあります。

だからこそ、

「嫌われたくない」

「感じ悪いと思われたくない」

「ちゃんと返さなきゃ」

という気持ちが出てきます。

でも、すべての人に、

「感じのいい人」

でいる必要はないんですよね。

たとえば、

知らない人から友達申請が来た。

ぼくは、知らない人なら基本的にはスルーします。笑

それで、

「冷たい人だと思われるかも」

とは、あまり考えません。

だって、

SNS上で誰とつながるかどうかは、自分で決めていいこと

だと思っているからです。

もちろん、逆に

「せっかく申請してくれたんだから、つながってみよう」

と思うのも自由。

どちらが正解という話ではありません。

大事なのは、

自分で選んでいるかどうか。

ここなんじゃないかなと思います。

「暗黙のルール」は時間を奪う

SNSの1回の返信なんて、

数十秒。

「いいね」を返すだけなら、

数秒。

でも、それが毎日、何十回、何百回となったらどうでしょう。

1回ではたいしたことがない。

だから気づきにくい。

でも、積み重なると、

かなりの時間になります。

これは、以前このシリーズで話した

「なんとなくオン」

「なんとなく許可」

「なんとなく登録」

にも、ちょっと似ています。

SNSでも、

「なんとなく返す」

が積み重なっている。

そして、

「なんとなく返さなきゃ」

でも、その「なんとなく」は、

本当に自分が決めたことなんでしょうか?

「義務」ではなく「道具」

SNSって、本来は便利な道具です。

情報を集めたり、

誰かとつながったり、

自分の仕事を知ってもらったり、

遠くにいる人と交流したり。

いろんなことができます。

でも、

「SNSを使うために、自分が疲れてしまう」

なら、

ちょっと本末転倒かもしれません。

だからぼくは、

SNSを使うときに、

「これは本当に、ぼくがやりたいことなのか?」

と、一度考えるようにしています。

返信したいなら、返信する。

つながりたいなら、つながる。

見たいなら、見る。

見たくないなら、見ない。

それでいい。

SNSの中に存在する「暗黙のルール」より、

自分自身の時間や気持ちを大切にしてもいい。

今日からひとつだけ

今日、SNSを開いたとき、

ひとつだけ考えてみてください。

「これ、誰かに決められたわけじゃないのに、なんとなくやってない?」

もし、

「そういえば、なんとなくやってたな」

というものがあったら、

ひとつだけやめてみてもいいかもしれません。

もちろん、

「いや、これは続けたい」

なら、それも正解。

やめることが目的ではありません。

自分で選び直すこと。

それが、今回の「1分IT」です。

今日のまとめ

SNSには、たくさんの「暗黙のルール」があります。

でも、その多くは、

法律でも、

規約でも、

絶対的なマナーでもありません。

誰かが「普通はこうするよね」と言い始め、

いつの間にか、

「みんなそうするもの」

になっているだけかもしれません。

だから、

つながる自由もある。

つながらない自由もある。

返す自由もある。

返さない自由もある。

SNSは、自分の人生を少し便利にするための道具。

SNSのために、自分の人生を使いすぎなくてもいい。

ぼくは、そんなふうに考えています。

次回予告

次回は、

「SNSで反応しない」という、ちょっと勇気のいる選択

について考えてみようと思います。

⏱ 今日の1分IT

設定時間:1分

今日から短縮できる時間:人によってかなり違います。笑

1年間で取り戻せる時間:積み重ね次第では、けっこう大きい。

でも、今回取り戻したいのは、

「時間」だけではありません。

「返さなきゃ」

「見なきゃ」

「つながらなきゃ」

という、

小さなストレスも一緒に手放せるかもしれません。

📚 けんじの1分IT シリーズ累計

今回で 27本目

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