毎日20%の時間を「関係ないこと」に
Google20% ルール
という言葉を聞いたことはありますか?
業務時間の内の 20% を「普段の業務とは異なる」業務( Google においては新規事業立案 ) にあてて良いという制度です。今やデジタルインフラの一種となりつつある Gmail、Google マップ、Google ニュースなどといったサービスは、この画期的な制度によって生み出されてきました。
https://grow.google/intl/ALL_jp/work-at-google/
つまり、
業務時間の20%を『今の業務に直接関係ないことをやってもOK』ということです。
(すぐに結果が出なくても良い)
これ、すごい取り組みですよね
実際にGoogle社では、この取り組みによって
2003年 GoogleAdSense
2004年 Gmail
などのサービスが実際にスタートしているようです!
2:8の法則
これは「余白を残しておく」ということにつながるのではないかと思います
例えば、
『働きアリの法則』のように(呼び方合ってますか?)
100匹の働きアリを集めて、よーく観察してみると
・きちんと働いているアリ:80匹
・何もせずただウロウロしているアリ:20匹
が必ずいる、というもの
そこで、
この”ただウロウロしているアリ”だけ100匹集めても、
そのなかでまた、
・きちんと働くアリ:80
・ウロウロしているアリ:20
に分かれるそうです!(すごいですよね!?)
これって、
人間でも一緒ではありませんか?
たとえば、どの組織にも
普段は寡黙で目立たず、しゃかりきに動くこともないけど
トラブルが起こったときには
黙ってそれをあっさりと解決してくれるような渋い人
(伝わってますか?笑)
つまり
普段は全力でなくても、ここぞ!というときに
働く人が活躍てきるように
20%の余白を残している、という考え方はできないでしょうか
よく言われる
2:8の法則(にはちのほうそく)
も、この「余白を残すこと」が
ポイントになっていると思っています
余白を残すとは
話を戻しましょう
仕事の時間も20%は直接関係ないことに割り当てる
ということが大事な気がしますよね
たとえば定時が9:00〜18:00
休憩時間が昼の1時間であれば、労働時間は8時間
なので
8時間の20%=1.6時間(≒96分)
毎日90分くらいは、業務に関係ない他のことをやっちゃいましょう!
ということです
これって、なんでも100%で頑張るのは良くなさそうだよね
ということを、
Googleは創業まもないころから知っていたのではないでしょうか
つねに全力、いつも100%、も大切でしょうが
(日本人はとくに好きそうなことですよね)
ちょっとは余白を残しておいて
いざ!というときに全力を出して
問題を解決するほうが組織にとっても
個人にとっても良いということではないでしょうか
みなさんが20%の時間に取り組みたいことは何でしょうか?
それではまた!!