SNSを見ていると、

「これは違うんじゃない?」

と思う投稿に出会うことがありませんか?

政治の話。

仕事の話。

誰かの発言への批判。

価値観の違う意見。

あるいは、

「それ、ちょっと言いすぎじゃない?」

と思うような投稿。

そんなとき、どうしてますか?

コメントする。

反論する。

自分の意見を書く。

「いいね」を押す。

引用して自分の考えを書く。

いろんな選択肢があります。

でも、ぼくは最近、

「何もしない」

この選択肢、

あっていいんじゃないかなと思っています。

逃げではない

SNSでは、

「意見があるなら言えばいい」

「間違っているなら指摘すればいい」

という空気がよくあります。

もちろん、それもひとつの考え方です。

ぼく自身も、

「これは伝えたほうがいいな」

と思えば、自分のブログに書きます。

でも、

「議論しても意味のない内容だな」

と思ったら、

何も言わずにスルー

なぜなら、

SNS上のすべての投稿に、

自分が反応する必要はないからです。

反応しない。

コメントしない。

いいねもしない。

そのまま閉じる。

これも、ちゃんとした選択肢です。

意外と難しい

これ、やってみると分かるんですが、

けっこう難しいんですよね。笑

特に、

「それは違うだろ!」

と思ったとき。

頭の中では、

「いやいやいや、それは違う」

「こういう理由で……」

「いやいや、そうじゃない!」

などと、どんどん文章が浮かんできます。

そして、

「ちょっとだけ書こうかな」

となる。

でも、書いたら最後。

相手から返信が来る。

また返信する。

さらに返信が来る。

気づけば、

30分、1時間使っていた。

しかも、

最初から相手を説得できるとは限らない。

むしろ、

お互いに自分の正しさを確認し合って終わる。

そんなこともあります。

だったら、

最初から参加しない。

これも、十分ありです。

「議論する自由」と「議論しない自由」

ぼくは、

議論する自由も、議論しない自由もある

と思っています。

自分の意見を発信する人がいていい。

反論する人がいてもいい。

賛成する人がいてもいい。

そして、

「ぼくは、この話には参加しません」

という人がいてもいい。

SNSでは、

「何か言わなければいけない」

ような空気が生まれることがあります。

でも、

沈黙=負け

ではありません。

反応しない=意見がない

でもありません。

単純に、

「そこに自分の時間とエネルギーを使わない」

と決めているだけかもしれません。

「いいね」しなくて良い

これも、前回の話につながります。

SNSでは、

「いいね」をもらったら、

「いいね」を返す。

という暗黙のルールのようなものがあります。

でも、

「いいね」を返すためにSNSを開く。

そして、

別の投稿を見てしまう。

さらに別の投稿を見てしまう。

気づけば30分。

……。

これ、ありますよね。笑

だから、

「いいねをもらったけど、今日は返さない」

でもいい。

「コメントをもらったけど、今は返信しない」

でもいい。

「あとで返信しよう」

と思って、そのまま忘れてしまった。

……それも、まあ人生です。笑

もちろん、仕事で大切なお客様から来た連絡などは別ですよ。

でも、

すべてのSNS上の反応に、同じ重さで応える必要はない

と思っています。

「相手の土俵」に乗ることに

もうひとつ、ぼくが気をつけていることがあります。

SNSで誰かの投稿に反応すると、

その瞬間から、

その人が設定したテーマの中で会話する

ことになります。

たとえば、

「○○について、こう思う!」

という投稿があったとして、

「いや、それは違う」

とコメントした瞬間、

もう自分の時間を使って、

そのテーマについて議論することになります。

もちろん、それが楽しいならいい。

学びになるならいい。

仕事につながるなら、それもいい。

でも、

「なんとなく反応してしまった」

だけなら、

ちょっともったいないかもしれません。

「見なかったことにする」技術

SNSでは、

「ブロック」

「ミュート」

「フォローを外す」

という機能があります。

これらは、

誰かを攻撃するための機能ではありません。

自分の見る情報を、自分で選ぶための機能

でもあります。

「この人の投稿を見ると疲れる」

なら、見ない。

「この話題を見るとイライラする」

なら、見ない。

「この人とは考え方が違いすぎる」

なら、無理に絡まない。

それでいい。

ぼくは、

「見ない」のもSNSを上手に使う技術

だと思っています。

「全部見る」必要はない

テレビの時代には、

放送されているものを見る。

新聞なら、

届いた新聞を読む。

そんな感覚がありました。

でもSNSは違います。

情報が多すぎる。

人も多すぎる。

投稿も多すぎる。

だから、

全部見る必要がない。

というより、

全部見れないし反応する必要もない。

自分に必要な情報だけを見る。

自分が大切にしたい人とつながる。

必要なときだけ発信する。

それ以外は、

そっと通り過ぎる。

それくらいで、ちょうどいいのかもしれません。

今日からひとつだけ

次にSNSを見て、

「うわ、これに何か言いたい」

と思った投稿が出てきたら、

すぐにコメントを書く前に、

「これ、反応する必要ある?」

と、10秒だけ考えてみてください。

「ある!」

と思ったら、書けばいい。

「いや、別にないな」

と思ったら、そのままスルー。

たった10秒。

でも、その10秒が、

30分、1時間という時間を守ってくれることがあります。

そして何より、

自分の感情を、SNSに持っていかれない。

これって、けっこう大切なことだと思います。

今日のまとめ

SNSでは、

「何か言うこと」が目立ちます。

だから、

「何も言わない」

という選択が、少し勇気のいるものに見える。

でも、

反応しないことは、

無関心でも、

逃げでも、

負けでもありません。

「この話には、ぼくの時間を使わない」

と、自分で決めているだけ。

議論する自由もある。

議論しない自由もある。

つながる自由もある。

つながらない自由もある。

そして、

反応する自由もある。

反応しない自由もある。

SNSの中でも、

自分の時間の使い方は、

自分で決めていい。

ぼくは、そんなふうに考えています。

次回予告

次回は、

「SNSで『既読・未読』を気にしすぎていませんか?」

……このあたりも、けっこう面白いかもしれません。笑

「返信しない自由」と、

「返信を急がない自由」。

SNSやLINEが便利になったからこそ、

あらためて考えてみたいテーマです。

⏱ 今日の1分IT

設定時間:約10秒

今日から短縮できる時間:投稿1件につき数分〜数十分?

1年間で取り戻せる時間:積み重なると、かなり大きいかもしれません。

でも、今回取り戻したいのは、

単純な「時間」だけではありません。

SNSに感情を持っていかれる時間

も、少し減らせるかもしれません。

📚 けんじの1分IT シリーズ累計

今回で 28本目

「知っているだけで、ちょっとラクになる」

そんなITの話を、1分で読めるくらいのサイズにしてお届けしています。


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