8月5日13時

ミリオンダラ〜ズフェスティバル2017in東京
http://million-darazu.com/
いよいよあと17日。
ぼく自身がなぜこのイベントをやろうと思ったのか、自分の整理も含めて書きたいと思います。
一部、あやしい話もあり(笑)だいぶ長くなるので、お時間のある時に。
ーーー
昔から、真面目で頑固で頑張り屋の家に育ちました。 そう、両親ともにそうだったんです。父は警察官、母は看護婦。 その仕事をしている人が全員そうではないでしょうが、我が家はそうでした。 ここで、両親に文句を言いたいとか、そのせいでぼくの人生が、、、 というのを言いたいのではありません。いまとなっては感謝しかありません。 そんな環境で育ち、小学校から野球を始めるのですが、 同級生よりひとまわりもふた回りも大きく育ったぼくは、 あまり努力することなく、中学高校へ進学し、野球も続けます。 いよいよ就職、社会へ出るぞ!となった時に、初めてあることに気がつくのです。 「おれ、何をやりたいのかわからない。。。」 これまであまり自分で考えようとせず、 厳しかった両親の目を気にするあまり、やりたいことも言えず 自分の夢も持たず生きてきたために、 何も考えない生活が当たり前になっていたのです。
ーーー
ここで、中学校の時に話を戻すと、ちょっとした出来事がありました。
当時、歌うこと、クラスの前で先生のモノマネをすることなど、
何か目立つことをするのが好きだったぼくは、
「合唱コンクール」の選抜メンバーに選ばれることに。
と嬉しかったぼくは、全校生徒の前で発表できることを心待ちにしていました。
そして、全校集会、発表の本番当日です。
選抜メンバー60人ほどが壇上に上がります。
ココロはウキウキしています。
「よっしゃ!みんなのまえで好きな歌が歌える♪」と。
そして、伴奏が流れると、ぼくは全力で歌います。そう、全力で。。。
すると、歌の途中なのに、何やら様子がおかしいのです、
歌を聴いている全校生徒が、心なしかザワザワしはじめます。
メンバーもチラチラこちらを見ています。
そう、あまりにも歌うことが楽しすぎたぼくは、
全体のバランスを考えることなく、一人だけボリューム全開で
叫ぶように歌ってしまったのです。。。
さすがのぼくも、曲の後半になりようやく気がつきます。
「あら?なんかやらかしたな、おれ、、、」と。
合唱が終わり、
壇上から降りるメンバーに、全校生徒から拍手をもらうのですが、
ぼくには冷ややかな視線と失笑が。。。
そして、列に戻ったぼくに、担当の先生が肩に手を当て、
「まあ、気にするなよ」とひとこと。
そこでようやくぼくは、
「ああ、やってしまったんだ。はずかしい。。。」という気持ちに。
列の後ろに並び直したぼくは、下を向いたまま、
初めて経験する寂しさに打ちひしがれていました。
ーーー
ときは流れ、社会人に。
いまだに自分の頭で考えようとしないぼくは、
営業職の会社に入っても、言われたことだけをやる人間に。
そんなスタンスなので、成績が上がるわけもなく、いつも底辺。
仕事が終われば毎日飲みに行き会社と上司の愚痴を言いまくる、典型的なダメダメ営業マンでした。
真面目にコツコツやっているという自覚のぼくに対して、
隣の席の先輩は、うまく得意先を取り込み、接待ゴルフと癒着の毎日。
時には書類を改ざんしてまで数字をあげています。
それを横目で見ながら、
「正直者がバカを見る世界だ、やってられねえ。。。」と、
逃げるように退職。29歳の春でした。
その後、
外食チェーンの本部に転職するのですが、
そこでも自分のスタンスは変わらず、言われたことだけをやる毎日。
加盟店と本部の間に入り、調整するスーパーバイザーという役職だったぼくは、常に板挟みの役目でした。
するとある日、自分のカラダに変化が。
朝、会社に行こうとしても、カラダが動かないのです。
電車に乗ろうとしても、足が動かず、ようやく乗っても動悸と冷や汗が止まらず、
呼吸が苦しくなるのです。
「死んじゃうかも!」
とガタガタとカラダが震え、すぐ隣の駅で降ります。
次の電車に乗ろうとしますが、また同じように、乗ったが最後。
汗が止まらず次の駅で降りる。。。
そんな繰り返しで、
一時間半の通勤に、三時間以上かけて会社にたどり着くのです。
すると今度は、会社のエレベーターに乗れず、9階フロアまで階段でのぼり、
到着したころにはスーツが汗でびっしょり。
とても業務ができる状態ではありません。
そんな繰り返しのある日、意を決して病院にいくと、
「うつ病です」と診断を受けることに。
毎日頑張って、会社の言われた通りにやってきたのに。。。
当時はその診断を受けた瞬間は
「自分の頑張りが足りないからだ」
と、そこでも自分を責めていました。
結局その会社も、休職をして復帰をはかったのですが、
最後は半年間布団から出られずに、またもや逃げるように退職。
36歳の春。
毎日、歳の数ほどクスリを服用しながら、
自分の将来はどうなるのかなど、もはや考える余裕はありませんでした。。。
ーーー
その後、いろいろな仕事を転々とし、食いつなごうとしますが、
クスリの影響からか、思うように頭とカラダが働かず、
定職につけないまま、日にちだけが流れて行きます。
ある日、知り合いに誘われて知人の事務所に遊びに行くことに。
そこで出会った人は、これまでのぼくとは全く逆の行き方をしている人たち。
ゆるく、たのしく、のんびりと、頑張らない生きかた。
人生で初めての衝撃を受けるのです。
「がんばらなくていい」
「お金よりご縁を大事に」
というのです。
これまで、
”頑張らなくちゃダメだろう?” ”お金って大事だろう?”
と思っていたぼくには、衝撃すぎる世界でした。
当初は怪しい宗教か、と思いましたが、
どうやらそうでもなく(別に高価なツボを買わされたわけでもないので笑)
出会う人出会う人が、みんな楽しそうにしているのを見て、
「自分もああなれたらいいな」と思うように。
そして、その出会いからすぐ、家に大量にあったクスリの在庫をゴミ箱に叩きつけます!
「自分のカラダを治すのはクスリじゃねえ!ひとのご縁だ!」と。
ーーー
その後、最後の会社で一番世話になった先輩のご縁で
テイクアウトの店を出店することに。
オープン初日、お祝いしてくれる仲間に囲まれながら、
ぼくはふと思うのです。
「なんか違う。これじゃない。」
そう、あれほど、
これから先の人生を切り開くのは”お金じゃなく、人のご縁だ”、
と言われていたのに、ぼくはまだお金に執着していたのです。
おかげで、全財産と知り合いからの借金でオープンした店を、
わずか半年でしめることになります。
残ったのは、借金のみ。
妻にも申し訳が立たず、
この世からいなくなろうと決意した夜も1日だけではありません。
ーーー
その後は、トラックのアルバイトで食いつなぐも、
やはりやりたいことが見つからずに、ただ毎日を過ごしているだけ。
その間に、ラジオ曲をやらないか?
というお話をいただき、下北沢にスタジオをオープンすることに。
このとき、ようやく自分の許容範囲を超えたことに
「助けてください」
次第にに言えるように。
いままでは、なんでも自分一人でやって行こう、
乗り越えようと思っていたが、当然一人では無理なことばかり。
「わからないので助けてください」
「援助してください」
「困っています」
という一言をいうのに、
どれほど勇気がいることだったか。
ーーー
ある日、好きなアーティストの曲を聴きながら、
トラックを走らせていると、懐かしい曲が。
久しぶりに、本当に久しぶりに全力で歌いたくなり、
ウインドウを締め、クーラー全開で歌ってみることに。
すると、何十年ぶりに味わう、あの懐かしい感覚が。
そう、中学生のあの頃に味わったあの楽しさと気恥ずかしさが、
全身に蘇ってきたのです。
次の瞬間、ぼくの脳裏に、中学校の体育館の隅に座っているぼく自身が!!!
全力で楽しく歌うことによって、
あの時の自分に”会いに行けた”気がしたのです。
〜〜〜
「あなた、だれ?」
「びっくりさせてごめんね。29年後の君だよ。」
「!!!」
「あの時は辛かったね。せっかく大好きな歌を歌ったのに、笑われちゃったね。」
「うん。。。」
「でも、辛かったけど、きみがいま生きてくれたおかげで、今のぼくがいる。」
「どういうこと?」
「きみが、悔しいからってこの世からいなくなってたとしたら、いまのぼくはいない。だから、生きていてくれて本当にありがとう!」
「そういうことか!」
二人はその場で抱き合い、ワンワンと声をあげて泣きました。
 〜〜〜
数十年の時を超えて、はじめて、あのときの自分に「ありがとう」を伝えられた瞬間です。
あの時の自分を、自分自身で癒してあげる。認めてあげる。
そしてお礼を伝えることができたのです。
ふと我にかえると、ぼくはハンドルを握りながら、号泣していました。
ーーー
とはいえ、
根元にあるのは自分で考えず、本当のことを伝えようとしない。
一人で頑張ってしまう性格。
カッコわるい自分を見せることが何よりも苦手なまま、月日が流れます。
とある発表会でも、
「みなさんを応援します。」
とカッコつけ、
自分のやりたいこと、挑戦してみたいことと向き合わず、
「自分よりまず、あなたを輝かせます」
と逃げる毎日。
やりたいことをやって笑われた、あの中学時代と同じことにはなりたくない、
と思っていたのか、
それともただ自分で考えようとしていないだけなのか。
はたまた嫌われたくないだけなのか。
「本気で何かに取り組む」
「自分の全てを表に出す」
これのどこに恐れがあるのか?
それはこれまでのぼくの人生すべてに、その理由が隠されていました。
本気でやらなくても四番でピッチャーの野球人生。
全力でやらなくても給料は毎月もらえた会社員時代。
恥ずかしいことを言わなくても集まってくれる仲間。
でも、でも、でも、、、ちがう!
やっぱり一度しかない人生だから、全力で取り組みたい!
口に出さないとわからない!!
59歳でこの世を去った父は、いつもぼくに言っていた言葉があります。
「他人に勝つより、自分に勝て!」
その意味がようやくいま、わかるかもしれないのです。
まだまだ弱い自分、甘えている自分に、
本気でお別れを告げる時が来たのかもしれない。
<これまでの弱い自分に「ありがとう!」を伝え、笑顔でお別れしよう!>
ーーー
ミリオンダラ〜ズフェスティバル2017in東京
こんなぼくが壇上からお話をさせていただく機会をいただきました。
どんなことをお話しさせていただくか、まだわかりません。 席はまだたくさん空いていますので、 どうかお友達を誘って、会場に足を運んでください。
「この日を人生のターニングポイントにする!」
と決めた登壇者4名が、壇上から全力で想いを伝えます!
もしも当日スケジュールが合わない方は、
「この人に!」
と思った方へチラシを渡していただけませんか?
想いを伝えていただけませんか?
もし難しそうならご紹介いただけませんか?
必要であればチラシやチケットを郵送しますので、お申し付け下さい!
あと17日。
「この日をきっかけに、人生が変わった!」
そう思っていただけるかはわかりませんが、
必ずや何かに気づいていただけるきっかけの日になる!
とぼくは確信しています!
長い文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
ぜひ当日会場で、お会いしましょう!!!
☆★☆★☆★☆★☆★
ミリオンダラーズフェスティバル2017in東京
2017年8月5日(土)
13:00開演
江東区亀戸文化センターカメリアホール
秋葉原から4駅
総武線亀戸駅北口徒歩2分
チケット(事前送付7/31申込まで)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/2e0bb3da473258
ホームページ
http://million-darazu.com/
フェイスブックページ
https://www.facebook.com/million.darazu/
お問い合わせアドレス
info⭐︎million-darazu.com
★☆★☆★☆★☆★☆★
]]>