【書籍勝手にまとめ】プロセスエコノミー
幻冬社さんから出版された、
尾原和啓さんのプロセスエコノミー
発売当日に購入し、速攻で読破しました!
いまのこの時代にふさわしい、
これまでの常識を根本から覆す衝撃的な内容。
この記事では、自分へのメモとして、
気づきやコメントを交えながら、勝手にまとめておきます。
読んでみたいけど、ちょっと時間がないし、面倒だからなー
という方へ、ちょっと長いですがどうぞ♪
プロセスエコノミーとは
「プロセスエコノミー」とは、成果物や最終的なアウトプットそのものだけではなく「プロセス」、つまり何かしらを製作・実行する際の過程自体をビジネスにするという概念のこと
古川健介(けんすう・アル代表取締役・エンジェル投資家)
「プロセスエコノミー」
この単語を解説すると上記の通りです。
ここで大事にしたいのは
「プロセスを共有するところ」
でお金を稼ぐ、もっというと
そこをメインにする、ということ。
これまでの常識である
「完成品としてのアウトプットを売る」
という、いわゆる
「アウトプットエコノミー」
の対極にある考え方のことなのです。
えっ!?完成したものを世の中に出してナンボでしょ?未完成のものを世の中に出すなんて、プロとして非常識だねぇ...
この時代、
果たして本当にそうなんでしょうかね。。。
たとえば分かりやすい事例は、
アイドルグループ NiziU を生み出した Nizi Project。
アイドルグループが結成されるまでの
オーディションを含めた完成へのプロセス自体を、
番組コンテンツとして公開。
正式デビュー前のプレデビュー曲である
「Make you happy」
はTikTokをはじめSNSで拡散され、
社会現象になるほどのヒットになりました。
また、キングコング西野亮廣さんも、
「リリース前の著作である自分の絵本を全編無料で公開する」
ことにより、
新たなファン層を獲得しフランスのパリで個展を開くまでに。
絵本「えんとつ町のプペル」は西野亮廣をプロデューサーとして、イラスト・着色・デザインなど総勢33名のクリエイターによる分業体制で4年をかけて制作された絵本。 前例のないこの取り組みは「クラウドファンディング」を使って資金を募り、想いに賛同した人々の協力によって、5000部でヒットと呼ばれる絵本業界で45万部を超える異例の数字を叩き出す。
えんとつ町のプペル公式Webサイトより
若い世代の価値観の変化
AI(人工知能)の進化によって
AIが人間に知能を凌駕する技術的特異点が到来する
と言われています。
若い世代の価値観が変化し、
アウトプットの微妙な差異よりも、
その企業のメッセージに共感できるか、
所属欲求まで満たしてくれるブランドになっているか、
その活動に参加できるかが問われています。
ここでは、テクノロジーの進化発展によって、
アウトプットは限りなく「無料」に近づき、
ユーザーはアウトプットではなくプロセス自体にお金を払うようになる、
というおはなしです。
おそらくプロセスにお金を払うことは、テクノロジーの進化発展が関わってるのね♪
”6つのD”ですべてのアウトプットが無料に近づく
1、Digitized (デジタル化)
出版や映画などのコンテンツ産業は、
これまでいち早くデジタル化が進んできました。
昔は紙の本しかありませんでしたが、
いまではiPad、iPhoneなどのデジタルデバイスで
電子書籍を読むことができます。
映画を見るためにわざわざ映画館へ行ったり、
TSUTAYAへDVDを借りに行っていた時代もかつてはありましたが、
いまではNetflixやAmazon primeなどにアクセスすれば、
いつでもどこでも作品を鑑賞できます。
2、Deceptive(潜在的)
ただし、デジタル化は一気に進むわけではなく、
あのキャッシュレス化でさえ、
多くの人が登場した当初は実感を持てず、
「どうせ広まらないだろう...」
と懐疑的でさえありました。
しかし、気がつくと生活の中に一気に広まりましたね。
このように、
新しい技術は、
世間に認知された反動で批判を受けているときにも、
水面下でもじわじわと進化しています。
3、Disruptive(破壊的)
ここまでくると、
やがて既得権益者にとって
取り返しのつかないほどの大変化をもたらしていきます。
たとえば、
植物工場でLEDによって植物を育てることができるようになると、
野菜の価格を決定するのは、
今後は電気代がメインということになります。
これまでは電気代が高すぎるために、
植物工場の作物の生産は普及しませんでしたが、
今後太陽光発電が普及するようになると、
1時間あたり約2円の電気で野菜を作れる試算があるそうです。
そうなるともはや、
野菜は信じられないほど安くなります。
それどころか衣食住もタダ同然になり、
「生きていくために働かなくてはいけない」
という常識も、時代とともに終わりを迎えることになるでしょう。
4、Demonetized(非収益化)
もはやお金を取る必要のないほどに、
モノやサービスの価格がことごとく安くなり、
生活必需品はただで配られる時代がやってくるのです。
服もご飯も家もタダで提供される時代がやってきたときに、
人はいったいなにに価値を感じてお金を払うのでしょうか?
成果物としてのモノにお金を払うのではなく、
ものを作っている過程を一緒に見て楽しんだり、
もの作りに一緒に参加したりする。
プロセスとストーリーを、共有する見返りにお金を支払うようになるはずなのです。
この構造転換こそが非収益化であり、
言い換えると
「成果物によってお金を稼げなくなる」
ことでもあるのです。
5、Dematerialized(非物質的)
それに対して成果物そのものがなくなってしまうことを、
Dematerialized(非物質的)と言います。
いま私たちが食べている肉は
20種類のアミノ酸の組み合わせでできたアミノ酸の集合体に過ぎません。
ということは家にある3Dプリンタで肉を印刷することは物理的には可能です。
すでにシンガポールでは
鳥の細胞を培養機で育てて作った肉を食べられるレストランが出始めています。
もうすこし身近な例で言うと
「うつるんです・デジカメ・一眼レフ・FMラジオ」
などは、スマートフォンの登場により必要なくなりました。
非物質化はこのように身近なところで急速に進行しているのです。
6、Democratized(民主化)
かつては仕事で受けていたようなこと、
たとえば、リモート会議やバナー作成などを
本業の空き時間の間に趣味として参加できるような時代。
いまの若い世代が仕事に求めているものは、
達成や快楽ではなく
「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」
です。
やる意味を感じてできる仕事は、
好きな人たちと没頭してできるのであれば、
それ自体が遊びであり幸福なのです。
そうなると、
多くの人たちが金銭的な報酬を求めずに気軽に参加できるので、
これまでは多くの割合を占めていた人材コストも急速に下がっていくのです。
成果物の売買だけの経済の終焉
ここまでの上記6つのDの進展によって、
あらゆる生産コストは一気に下がり、
2040年ごろには成果物の売買だけの経済は終わりをむかえると思われます。
いまわれわれが考えるべきは、
その近未来から逆算して、
「いまなにをすべきか」
なのです!
テクノロジーとイノベーションによって
時代はエクスポネンシャル(指数関数的)つまり
グイグイと加速するように激変していきます。
その激変を指をくわえて傍観するのではなく、
時代の変化を見越して行動を先取りしていく
「エクスポネンシャル思考」
のフレームこそが「6D」なのです。
そういう時代には
「プロセスによってお金を稼ぐ発想」
を持っているかどうかが重要になります。
「Self us now」理論
2008年に当選したオバマ大統領は、
いきなり
「大きな物語」
を聴衆にぶつけるのではなく
「私はこういう人生を歩んできた」
と小さな物語を訴えることから語り始めました。
「私は黒人としてマイノリティの苦しみをずっと味わってきた。でもアメリカという国が自由を与えてくれたから、わたしはここまでのぼってこられた。その苦しみを味わった人間が、変革を起こしていく。これってみんなもできることだよね。」と
「story of self」(自分がここにいる理由)を語り
「story of us」(わたしたちがここにいる理由)を聴衆に投げかけ
「story of now」(いま行動を起こすべき理由)を訴えた。
「大統領のおいたち」
という
「他人の物語」から
「自分の物語」
へと変換させることによって、
人々を巻き込んでいったのです。
この「Self us now」理論で人生のプロセスを共有するうちに、
自分の中にあるストーリーが異なる他人のストーリーとドンドン重なっていくのです。
一人の100歩より100人の一歩
「わたしはこういうふうに生きてきた」
「いま君はこういう道を歩んでいるんだね」
「わたしと君には共通点がある。その共通点をきっかけに連携しながらみんなで何かを起こそうよ!」
自分の生き様(プロセス)を開示し共有することで、
個の熱狂が集団の熱狂へと広がる。
大きな社会変革は
一人のリーダーのアウトプットによっていきなり起こるわけではない!!
一人が100歩前進するのではなく、
プロセスを共有した仲間100人が一歩づつ前に進んでいく。
一緒に動いていくという感覚です。
ホリエモンこと堀江貴文さんは
「Me とWe とNow」
つまり
「わたし、わたしたち、そしていま」
という構成で語りかけることから「Me We Now」理論と名付けました。
「自分の話をして距離を縮める(Me)」
「共通点を見出して連帯感をつくる(We)」
「自分のやりたいことを説明する(Now)」
まずはこの「Me We Now」の骨格を考えて、
ご自身のエピソードを書き足していったそうです。
こうすることで
「言ってることは正しいがなんだか共感できない奴」
という周りの評価を
「あの人は特別だから」
という周りの意見を変えていけたそうです。
自分の「Me とWe とNow」について、一度紙に書き出してみませんか??
「正解主義」から「修正主義」へ
・プロセスで稼ぐなんて邪道
・プロセスを他人に見せるなんておかしい
・発売前の情報や企業秘密を外に出すのはNG
こう考える多くの人はアウトプットエコノミー、
つまり
「人知れず努力をして納得のいくものを世の中に出すべき」
という価値観で生きています。
そもそも、
どうしてこのような考え方になっているのでしょうか?
これには「学校教育」が深く関わっています。
元リクルートで2003年に東京都初の公立中学校の民間人校長に採用された藤原和博さん
日本の教育はたった一つの正解へ向かって突き進む正解主義に囚われ過ぎている。先生も生徒も「正解をいかに導き出すか」という常識にがんじがらめになっている。しかし「~~が正解だ」と定義したところで、変化の激しい時代にはその定義自体が変わることが多々ある。であれば「修正すること」を前提とした方が良い。正解を出すことにこだわり過ぎずに、ベータ版(試作品)で良いのでとりあえず表に出して、多くの人からフィードバックを受けながら柔軟に修正していけば良い。
藤原和博
つまり、
正解主義という固定概念から離れて、
修正主義へ移行していくことが大事だということなのです。
プロセスをブラックボックスにして、
完璧な状態のアウトプットを世に出すのが従来の常識だったので、
学校教育的な正解主義に囚われている人の目にはきっと
「プロセスエコノミーなんて邪道だ!」
とうつっているのでしょう、、、
しかし、プロセスを公開し、
反応をみながら変えていくことは
激動のこの時代には邪道でもなんでもありません。
途中で方針転換することを前提とした修正主義こそ、
決められた正解のないこの時代の歩き方なのかもしれませんね。
「幸せの青い鳥」はどこに?
「やりたいこと」
の大枠さえ一貫していれば、
アウトプットはどんどん変わって良いのです。
プロセスを楽しめていれば
「ゴールのために自分がやるべきことは何か?」
という形式にがんじがらめになる必要などありません。
マーケティングの世界で
「effectuation(達成、遂行)」は
プロセスエコノミーを通じて何かを達成する際に
知っておくべき心構えなのです。
1、Bird in hand
まず何よりも、
自分が「楽しい」「幸せ」と
思えることからはじめてみよう!
2、Affordable Loss
楽しいことをやろうとすれば、
小さな失敗だってすることもあります。
しかし、
そのときにこそ学びがあり、
新しい人との出会いもあるものです。
3、Patchwork Quilt
そうすると、
普段なら関わらないような人との繋がりができて、
そこでさらに協力し合えたりします。
4、Lemonade
レモンは単体では酸っぱいですが、
蜂蜜やソーダと合わせると美味しくなる!
偶然の組み合わせが思わぬ成功になることもあるんです!
5、Pilot in the plane
イベントの中心にいるあなたが操縦桿を握り続ける。
祭りの中心で踊り続ける。
すると周りが一緒に踊って楽しんでくれます!!
たくさん許してたくさん失敗していくうちに、
新しい出会いがあり、
予期せぬ成功が生まれていきます。
何よりも大事なことは、
このプロセスの中で新しいゴールと新しい仲間、
そしてあたらしい意味合いが立ち上がってくること!
この変化の時代では、
最初に決めた戦略は自分を狭めてしまうが、
ての中にいる小さな鳥からはじめた冒険の末に見つかったゴールや仲間は
自分らしさを広げてくれる!!
「Why」の価値~1億総発信時代を生き抜く〜
では、実際にどのように
プロセスを公開していくのがポイントなのでしょうか??
ただ単に商品の制作プロセスをオープンにするだけでは
なかなか人は魅力を感じてもらえません。
プロセスエコノミーを実践する上で最も大切なことは、
あなたの中にある「Why」(なぜ何のためにやるのか?哲学・こだわり)を曝け出す
ことです!!
いまや、だれでもYouTubeやInstagramで発信ができる時代です。
その時代に「What」(アウトプットの内容)
だけでは差別化ができないのです。
その領域は、
アウトプットのうまいタレント(メンタリストのDAIGOさんやオリラジ中田敦彦さんなど)
がいるのですでにレッドオーシャンなのです、、、
そこでファンを獲得するには
「What」一本槍では勝負しないことが大切になります
もしWhyが無いとどうなるか?
WhatやHowは一定の物差しで測定できるものなので、
優劣も決められてしまうものです
しかし、
Whyはその人の生き方によるのではかることができないので、
そこでプロセスを開示することによって
「なぜそれをやるのか?」
という哲学をファンと共有することが可能になるのです!!
「どうやって注目を浴びようか?」
と考えてしまうと過激な表現に走ったり、
だれか売れている人の真似事になってしまうので、
結果的に大勢に埋もれてしまいます。
そうではなく、
あなたのなかにある「Why」を開示して
「狭くても深い支持」
を得ることこそが、これからの時代に大事な視点です。
アメリカのファンディングプラットフォーム「kickstarter」では、
リリース2週間後には
「性能8割・価格半分」
の模倣品が世に出てしまうほどのスピードでコピーされてしまう世界。
Whyのない商品開発は模倣されて終わってしまうのです...
新しいお客さんにとって、
専門的な技術や作品の良し悪しはなかなか判断できませんが、
一人の人間としてのこだわりや哲学は
Whyを語ることによって共感できるのです!!
人気店になるための3つの法則
プロセスを共有する上で「Why」が大切だと伝えましたが、具体例をあげましょう。
例えば楽天ショップではよく売れている店舗に共通した3つの特徴があります。
そもそもネット通販に安さや速さを求めるならAmazonが良いですが。
あえて楽天で買い物をしてくれる理由は、
無味乾燥した買い物ではなく、商店街で店主の顔を見ながら、
説明を聴きながら買い物をしたい人がいるから、
ではないでしょうか。
そしてそういう体験を求めている人が多くいるからですね。
これこそ、商品の質や値段よりも
お店の「Why」に魅力を感じてものを買う
というプロセスエコノミー的な行動です。
1、マイクロインタレスト
マイクロインタレスト(自分ならではのこだわり)
たとえば楽天には、
異様にワインに詳しいマニアックな店長が時々現れます。
その店長は安くて本当に美味しいワインを
人生かけて本気で仕入れているのです。
まだ誰も知らないチリのワインでも、
その店に行けばきっと見つかる!
それこそが他の店とは違う
「マイクロインタレスト」なのです。
オタクっぽい特性とこだわり、偏愛が垣間見えると
「この店は面白そうだから買っても良いかな」
と興味を持ってくれるのです。
2、コミットメント
コミットメント(やり切る責任感)
チリワインオタクのこの店長は、
こんなにも真剣に親切に輸入業者と交渉しています。
ワインの品質を守るために、
店長はこれほど箱を工夫して配送手配をしているんです。
これらの責任感やこだわりがお客様に伝われば、
「この店はきちんと仕事をしてくれる」
というレビューがつきます。
そうするとただの「関心」が「信頼」へ変わっていくのです。
3、弱さの自己開示
弱さの自己開示(ちょっとした失敗)
楽天で商品を買ってくれたお客様には以降メルマガを送ることもできます。
商品を送る際に紙のニュースレターやお礼状を同封することもありますね。
そのメルマガやニュースレターには、
商売をするうえでしくじった経験や業界の裏話を載せておくと、
メルマガの解除率も軽減されるかもしれません。
なかなか納得のいくワインが仕入れられずに会社の経営がまずいことになってきました、、、でも何とか頑張ってこのワインを日本へ持ってきました!
なとど書かれていると、酒の肴にしながら読んでしまいます。
「この人は普通の人がこだわらないところにまでこだわって仕事をしているな」
「商売は下手くそだけど確かな信念があるな」
などと人間性が伝わればよいのです!
大事なことは、成功したことよりも
「私にはこう言う弱さがあるんです、、、」
という自己開示によって、
お客様とお店の関係が同じプロセスを歩む同士のように思えてくるわけです。
また発注ミスか、、、仕方ないなーー笑 また美味しいの頼むよー♪
と言いながら、注文をしてくれる間柄になってくれます。
ここまでくると、お客様はただ商品を買うだけでなく、
店主のリアルなプロセスがたまらなくなってコアなファンですよね。
「この商品がすき!」
だから人間的な関係性までもが生まれるのです。
それこそがプロセスエコノミーなのです!!
Will Can Must の順番を間違えない
本来若い頃は
将来やりたいこと:Will
自分にできること:Can
やらなければならない仕事:Must
この順番で仕事をしたいと思って社会に旅立っていきます
しかし現実では、
「とりあえずこれをやっておけ」とノルマを与えられ:Must
経験を積むうちに得意分野が生まれ:Can
それが認められると自分の意思で企画を通すようになる:Will
の順番で階段を登るのが一般的
しかしSNSでは
好きなことで生きていこう:Will
やりたいことを見つけよう:Will
とWillばかりが目に付きませんか?
実際には最初からWillの仕事をできている人などおらず
本当はやりたくないけど仕方なくやっている:Must
に携わっているのがほとんどなのです。
そして、ネット上で活躍している人は
最初からWillに出会っているように見える、、、
じつは、そう見えるだけで
Must・Canを誰よりも影でこなしているからこそWillに繋がっている
のです!!
なので、たとえWillが見つかっていない人でも、
まずは誰かのMustを手伝っているうちにCanの仕事が見つかり、
やがて自分だけのWillと出会えればそれで良いのです
焦って自己承認欲求に走って、
身の丈にあっていない誰かのWillを借り物にすることだけはやめましょうね
まずは、MustやCanの順番を間違えることなく、
とにかく色々とやってみること、
そうすればその後に、必ず自分らしいWillが見つかるはずです!
人生をEX化する
EX(エンターテインメントトランスフォーメーション)
人は本来ワクワクする生き物だから、
「あらゆるプロセスに楽しさを実装する」
ことで、より可能性が広がっていくのではないか、
と言う発想です
「正しい」を「楽しい」にすると、
そこに価値を感じられなかった人にも届いて
いろんな人を巻き込んでいけるのです。
難しい課題も、正しく解決するよりも、
楽しく解いていく方が良いと思いませんか?
「人生がときめく片付けの魔法」
こんまりさんも、
片付けを正しいことから楽しくしたことにより、
いまでは世界中に広がるほどのスタンダードになったことは有名ですね。
1、得意であること
人間が夢中になれる三つの条件(仲山進也)
2、それをやっているだけで楽しいこと
3、それが誰かの役に立つこと
つまり、得意なことと楽しむということ自体が目的になって、
それがいつの間にか利他的価値につながると、
人間はどんどん夢中になっていくということです。
この
「プロセス目的的な生き方」
はこの変化の時代にとても大切です。
昭和の時代はないものをあるに変えていくタイミングだったので、
安くて良いものをつくるとか、
他社よりもコンパクトなPCを作ればいいなど
「結果目的的な生き方」
でした。
しかし
今の変化の時代はどこにゴールがあるかそもそもわからないので、
ただ走っていることが楽しいから走る、
という人が思わぬ結果を生み出す時代に変わってきました。
こんまりさんの例だと「やりたい」と「強み」が掛け算になると、
人は「時間も忘れて集中する」状態になりますます成長するのです。
さらに、「得意」と「やりたい」が掛け算になっていくと、
いずれその成長した「得意」と「やりたい」を満たすためには
もっと大きな「片付け」の場所が必要になってくる
そうすると自然と遠くへ旅をするので、
日本を出て海外へとなるのは自然の流れなのです。
こうなると利他という感覚はなく、
ただ「自分が楽しいからやっているだけ」
という
「自己中心的な利他」であり、
それこそが「お役目」になります。
しかも周りからは感謝されるので、
片付けをするのが最上の喜びになるのです。
なぜ二割の働きアリは砂糖を見つけられるのか?
アリにはすごい嗅覚など備わっていないし、
鳥のように俯瞰で眺める視覚もありません。
「あっちに行けば砂糖があるかも」と気づく感覚もないのです。
それではどうやって、砂糖を見つけることができるのでしょうか?
何千何万というアリが朝から晩まで一日中ランダムに動き回っています。
すると、たまたま一匹のアリが砂糖を見つけると、
そのアリはフェロモンを出しながら巣に帰っていきます。
そのときも
「あれ、たぶんこっちの方向だったよな、、、」
とウロウロしながら帰るそうです笑
ひょっとしたら
正確に巣まで帰れないアリもたくさんいるのかもしれませんが、
そのフェロモンを嗅ぎつけた他のアリが
誰かがエサを見つけたらしいぞ!!!
とそこにどんどん寄ってくるのです!
その痕跡を辿っていくことで、
やがてたくさんのアリが砂糖のありかにたどり着くことができ、
そこから巣へ帰る導線を大勢で探しているうちに
餌の場所と巣の場所の導線が確定していきます。
そうして別のアリも次々と合流して、自然と往復の行列が生まれていきます。
ここで大事なことは、
たまたま一匹のアリが出しているフェロモンを嗅ぎつけた仲間が集まってきて
「砂糖を誰かが見つけたらしいぞ!!」
とわかるようになり、
その道には何重ものフェロモンが塗られていくということです。
当然、導線を作ることに失敗したフェロモンは重ねられることがないので匂いはしなくなるのですが、
これは「結果目的的」な発想や価値観がベースの社会ではあり得ない行動です。
しかし、
変化の時代を生きる私たちにとっては、
このアリの「過程目的的」な行動こそが
「正解の探し方」なのです。
プロセスを隠さず公開していれば、協力者があつまりやすく、
アリにとってフェロモンを出す行為が、私たちにとってのプロセス公開なのです。
プロセスの開示によって、
ウロウロアリだけでなく様々な分野に秀でたスペシャリストが集まってきてくれるようになります。
すると、10階建ての6階にある砂糖でさえ見つけられるし、
鳥の目でも見つけられないようなレアな砂糖を、
それぞれが情熱によって突き動かされて、
歩きまわっているうちに見つけられるようにもなるのです!
おわりに:ジグソーパズル型からレゴ型へ
わたしたちは「こうすればバズる」「こういうものが流行る」
というものを作る機械ではありません
いまは、世の中にはそういったノウハウがあふれ、
そのノウハウを教えるようなHow to が溢れています。
しかし、これ事体にそもそも正解などありません!!
なので、私たちがいますぐにやるべきことは、
正解を探し求めることよりも
「自分が作りたいものをつくるために命を燃やす」
べきなのです!!
そしてその時には、あなたのこだわりをさらけ出しながら走って行き、
そこに集ってくれる人と一緒に走っていきましょう!!!
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