①みんなで観れる

②プレゼントに良い

これから卒業・入学を迎える皆さん、おめでとうございます!

新学期に向けて、映像を編集する機会も増えてくると思いますが

この時期によくいただくお問い合わせに

「動画をDVDに焼いてもらえませんか?」

というのがあります

もちろん、お仕事のご依頼はすべて喜んでお受けするのですが、

いつも内心思っているのです

「DVD、メッチャ解像度悪いのに...」と...

解像度って?

そりゃ、昭和のVHSに比べたら、DVDは画質がある程度良いですし

チャプターで飛ばせたり、便利機能もあって良いかもしれません

DVD:解像度720×480

BD:解像度1920×1080

DVDとブルーレイを比べてもこれほど差がありますし

いまみなさんがよく見ているYouTubeは

BDと同等のフルHDのものが多く

チャンネルによっては4K品質も当たり前ですよね↓

※「4K」には国際電気通信連合(ITU)が定めた2160p(3840×2160)と、この表のようにDCIが定めた4096×2160がある

ということは、

せっかく良いビデオカメラや良いスマホで撮影しても

DVDに焼くとメチャクチャ画質が悪くなってしまうんです!

さらに、メディア代やケース代などのコストもかかりますよね...

それでもDVDにする理由

でも「DVDに焼いてちょうだい!」と言われることが多いのはなぜでしょう?

なんで、わざわざ(画質の悪い)DVDにしたいのか、ぼくなりの仮説はこの二点

①テレビでDVDをみんなで観るため

リビングのテレビには、一昔前ならVHS、いまではほぼ

DVDプレーヤーが接続されていますよね

なので、『家族全員で観たい』ときに

DVDが都合が良いのでしょう(みなさん、いかがですか?)

作業部屋にある個人用PCで観たり、スマホで見るなら

高画質が良いけど

みんなで観るには、それほど画質にはこだわらない

という感じでしょうか

でも、ちょっともったいないですよね、、、

②プレゼント感がある

DVDをケースに入れて贈るとプレゼント感が出ませんか?

お祝いや記念にとっておくには

このような「モノ」に残るのが良いかもしれません

「ネットにアップしたよー」

も便利で良いですが、ちょっと寂しいですかね

でもこうしてモノが残れば、画質が良いか悪いかなんて

あまり重要でないのかもしれませんね、、、

まとめ

完全に個人の好みのお話でしたが、みなさんはいかがでしょうか

卒業や入学の映像を撮影したのは良いけど

それをどうやって保存しようか

どうプレゼントしようかは悩む方も多いのでは?

(いまならYouTubeで限定動画がポピュラーでしょうか)

でも、あえてDVDで焼いてみる、というのもちょっとアナログ感があって

逆に良いのかもしれませんねー

それではまた!