スマホから、
「ピコン♪」
と通知が来る。
すると、
「なんだろう?」
と、ついスマホを見る。
これ、当たり前のようにやっていますが、
ちょっと考えてみると不思議です。
「スマホを見よう」と思ったから見たのか。
それとも、
「通知が来たから、見させられた」のか。
もちろん、通知は便利です。
大切な連絡を知らせてくれる。
仕事の連絡を教えてくれる。
予定や予約を思い出させてくれる。
でも、
SNSの「新しい投稿があります」
おすすめ動画。
おすすめ商品。
誰かの「いいね」。
こういうものまで、
全部リアルタイムで知らせてもらう必要があるでしょうか?
もしかするとぼくたちは、
「情報を取りこぼさないため」に通知をオンにしているつもりで、
その代わりに、
「自分の時間を中断される権利」まで渡しているのかもしれません。
今日は、
「SNSの通知、全部オンにしていませんか?」
という、お話です。
通知は「呼び出し」
通知って、
「お知らせですよ」
というだけに見えます。
でも、もう少し違う見方をすると、
「いま、こっちを見てください」
という呼び出しでもあります。
スマホが鳴る。
気になる。
見る。
そしてSNSを開く。
すると、
通知の内容とは関係ない投稿まで目に入る。
気になる投稿をひとつ見る。
その次を見る。
さらにその次を見る。
……。
気づいたら、
10分経っていた。
ありませんか?笑
最初は、
「通知を確認しただけ」
だったはずなのに。
「通知が来た」から「見る」?
ここが、今回いちばん考えてみたいところです。
本来なら、
「スマホを見たいから見る」
でもいいはずなんです。
ところが通知があると、
「通知が来たから見る」
になってしまう。
これ、似ているようで、
じつは大きな違いがあります。
自分がスマホを見るタイミングを決めているのか。
それとも、
スマホから呼ばれたタイミングで見ているのか。
どちらでしょう?
「全部オン」は忙しい
通知を全部オンにしていると、
「何か大事なことを見逃さない」
という安心感があります。
これはよく分かります。
ぼくも昔は、
「とりあえず通知はオン」
という考え方でした。
でも、
「見逃さない代わりに、全部見なきゃいけない」
という状態にもなります。
重要な通知と、
どうでもいい通知が、
同じように「ピコン♪」と鳴る。
すると、
本当に大切なものが、
どうでもいい情報の中に埋もれてしまうことがあります。
だから、
「全部知らせてもらう」ことが、本当に便利なのか?
は、一度考えてみてもいいと思います。
通知を3つに
ぼくの場合は、
ざっくり、
①すぐ知りたいもの
②あとで知ればいいもの
③別に知らせなくてもいいもの
くらいに分けて考えます。
たとえば、
仕事の連絡。
家族からの連絡。
予約や予定に関する通知。
こういうものは、
「すぐ知りたい」
かもしれません。
一方、
SNSの「誰かが投稿しました」。
おすすめ動画。
おすすめ商品。
キャンペーン情報。
こういうものは、
「あとで自分から見ればいい」
ことも多い。
そして、
「そもそも通知してくれなくても困らない」
ものもあります。
大切なのは、
「そのアプリに通知する権利を全部渡さない」
ということです。
「自分で選んでいい」
スマホの通知設定を見ると、
アプリごとに、
「通知を許可」
「通知を許可しない」
などを選べます。
さらに、
音を鳴らすのか。
ロック画面に表示するのか。
バッジを出すのか。
通知センターに表示するのか。
細かく設定できるものもあります。
つまり、
「全部オン」
か、
「全部オフ」
か、
ではありません。
必要なものだけ残す。
これでいい。
「通知を切る=大切な情報を逃す」?
通知を切ると、
「重要な情報を見逃したらどうしよう」
と思うかもしれません。
でも、
通知が来なくても、
自分からアプリを開けば、
情報を見ることができるものもたくさんあります。
むしろ、
「見たいときに、自分から見る」
という使い方のほうが、
落ち着いて情報を受け取れることもあります。
SNSなんて、
「新しい投稿があります!」
と教えてもらわなくても、
見たいときに開けばいい。
ニュースだって、
「速報!」
と毎回呼び出されなくても、
時間を決めてまとめて見ることができます。
情報を受け取る主導権を、自分に戻す。
そんな感覚です。
通知は「集中力」を奪う
通知の怖いところは、
実際にスマホを触った時間だけではありません。
たった一度、
「ピコン♪」
と鳴っただけでも、
「あ、何だろう?」
と意識がそちらに向きます。
そして一度途切れた集中を、
元に戻すのに時間がかかることがあります。
仕事をしているとき。
文章を書いているとき。
誰かと話しているとき。
本を読んでいるとき。
せっかく集中しているのに、
「ピコン♪」
……。
これだけで、
頭の中がスマホに向いてしまう。
だからぼくは、
通知が奪っているのは「スマホを見る時間」だけじゃない
と思っています。
「集中している時間」も奪っている。
ここは、けっこう大きいんじゃないでしょうか。
今日からひとつだけ
今日は、
スマホの通知設定を全部見直す必要はありません。
ひとつだけ。
最近、
「この通知、別にいらないな」
と思ったアプリをひとつ探してみてください。
そして、
その通知をオフにしてみる。
たったこれだけ。
もし不便だったら、
またオンにすればいい。
これも大事です。
「一度オフにしたら戻せない」わけではありません。
小さく試してみる。
使ってみる。
自分に合わなければ戻す。
これでいいんです。
今日のまとめ
スマホの通知は、
便利です。
でも、
全部オンにしておく必要はありません。
「通知が来たから見る」のではなく、
「自分が見たいときに見る」。
そのために、
必要な通知だけを残す。
不要な通知は切ってみる。
そして、
もし合わなければ戻す。
たったそれだけです。
スマホは、
自分の時間を便利にするための道具。
だから、
スマホから呼ばれるたびに、
自分の時間を差し出さなくてもいい。
「いつ見るか」は、自分で決める。
ぼくは、それくらいの距離感がちょうどいいんじゃないかなと思っています。
次回予告
次回は、
「スマホを開いた瞬間、何を見ていますか?」
……。
これも、けっこう面白いテーマかもしれません。笑
「何となくスマホを開く」
↓
「何となくSNSを見る」
↓
「何となく動画を見る」
↓
「何となくニュースを見る」
この「何となく」の正体を、
ちょっと考えてみようと思います。
⏱ 今日の1分IT
設定時間:約1分
今日から短縮できる時間:通知1回あたり数秒〜数分
1年間で取り戻せる時間:積み重ねると、意外と大きい。
でも、
今回取り戻したいのは、
単純な「スマホを見る時間」だけではありません。
集中力と、自分で時間を選ぶ感覚。
これも、けっこう大切です。
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