先生と生徒。
師匠と弟子。
兄貴と子分。
こういう関係って、
いったいいつまで続けるんでしょう?
一生ですか?
もちろん、それが本人たちにとって心地よく、
良好な関係なら、それはそれでいい。
でも、もしあなたが、
「そろそろ、ここから出てもいいんじゃないかな?」
と少しでも思っているのなら
ちょっと立ち止まって考えた方が良いのかも。
今日は、そんな話です。
恩返しとは別の話です
「お世話になったから。」
「いろいろ教えてもらったから。」
「恩義があるから。」
もちろん、その気持ちは大切です。
教えてもらったこと。
助けてもらったこと。
背中を押してもらったこと。
それを忘れる必要なんて、まったくありません。
でもね。
恩返しと、人生を預け続けることは、まったく別の話です。
あなたは、もう十分に頑張ってきた。
実力もついた。
お客様も増えた。
自分で稼げるようになった。
家族を養えるようにもなった。
それなのに、
まだ「先生、教えてください!」と言い続ける。
まだ「師匠、お願いします!」と言い続ける。
まだ「兄貴、さすがっす!」と言い続ける。笑
そして、
せっせと貢ぎ物を持っていく。
寄付をする。
SNSで崇める。
いつまでも「生徒」でいる。
……いやいや。
もうそろそろ卒業して、いいんじゃないですか?笑
理由はたったひとつ
じつは、これ。
本人にとってラクだからなんです。
生徒でいれば、
「先生、どうしたらいいですか?」
と聞ける。
弟子でいれば、
「師匠、教えてください!」
と言える。
子分でいれば、
「兄貴!さすがっす!!」
と言っていればいい。
これ、
めちゃくちゃラクなんですよ。笑
だって、
自分で決めなくていいから。
自分で答えを出さなくていいから。
もしうまくいかなかったときに、
「先生がそう言ったから。」
「師匠に言われたから。」
とも言えるから。
でもね。
たった一度しかない人生。
あなたの人生を、
いつまで「誰かの弟子ポジション」に置いておくんでしょうかね?
ぼくは、
「師匠を大切にする必要はない」
と言っているわけではありません。
むしろ逆です。
本当にお世話になったからこそ、
いつか自分の足で立つ。
そして、
「あなたのおかげで、ここまで来ました。あざす!」
と胸を張ってお伝えする。
それが一番の恩返しなんじゃないでしょうか。
仕事だけではありません
そして、これ。
じつは仕事だけの話ではありません。
家庭でも、似たようなことがあります。
たとえば、
「主人が仕事で忙しいから。」
「子どもがいるから。」
「家のことがあるから。」
そうやって、
自分のやりたいことを全部後回しにしてしまう。
もちろん、家族を大切にすることは素晴らしい。
子育ても大切です。
家事も大切です。
でも、
あなたの人生でいちばん大切なのは「あなた」。
「本当は、あれをやってみたい。」
「本当は、こんな服を着てみたい。」
「本当は、もっと自分の時間がほしい。」
だったら、
「私は、これをやりたいです。」
と言ってみてもいいんじゃないでしょうか。
もちろん、家族がいるのに、
何でも好き勝手にすればいい、
という話ではありません。
夫婦なら話し合えばいい。
役割を調整すればいい。
子どもがいるなら、
子どものことも一緒に考えればいい。
でも、
「家族のため」という言葉を使って、
自分の人生を全部あきらめなくていい。
ぼくは、そう思います。
違和感に目を背けない
そして、これは男性にも女性にも言えるのですが、
「相手がやってくれるから。」
「相手が決めてくれるから。」
「相手についていけば安心だから。」
それが幸せなら、それでいいんですが、
「じつは、もう違う気がする。」
と思っているのなら。
その違和感は、
なかったことにしないほうがいい。
人は、とても上手に自分を納得させます。
「どうせ私なんて。」
「子どもがいるから。」
「もう年だから。」
「先生にお世話になったから。」
……。
そうやって、
自分が動かない理由を、
いくらでも作れてしまう。
許可不要
でもね。
人生って、
誰かの許可をもらって生きるものではない
と思うんです。
もちろん、人に相談していい。
教えてもらっていい。
助けてもらっていい。
頼っていい。
でも、
最後に決めるのは自分。
最後に責任を取るのも自分。
だったら、
自分の人生くらい、自分で決めてみませんか?
先生がいてもいい。
師匠がいてもいい。
兄貴がいてもいい。
家族がいてもいい。
でも、
その人たちの人生と、
あなたの人生は、
完全に別もの
なんですから。
けんじの視点
お世話になった人を、
忘れる必要はありません。
恩義も、
感謝も、
ずっと持っていていい。
でも、
恩返しのために、自分の人生をすべて差し出す必要はない。
いつまでも生徒でいなくていい。
いつまでも弟子でいなくていい。
いつまでも誰かの後ろに隠れていなくていい。
いつか、
「先生、ありがとうございました。」
と言って、
自分の人生を歩き始めればいい。
そして、もし先生が本当にあなたのことを思ってくれている人なら、
きっと、
「もう、あなたは大丈夫だよ。」
と言ってくれるんじゃないでしょうか。
それが、本当の師弟関係の卒業なのかもしれません。
そして最後に。
もし、いま、
「おや?」
「あれ?」
「なんか、この関係ちょっと違うかも。」
と思ったのなら。
どうか、その小さな違和感を、
笑ってごまかさないでください。
その違和感の向こう側に、
あなたがまだ歩いていない人生があるかもしれません。
一度しかない人生。
そろそろ、自分の足で歩いてみませんか?
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