相見積で「安くして」と言わない方がいい理由
【相見積】
複数の業者から見積を取る事(見積書を提出してもらうこと)を相見積(あいみつもり)と呼ぶ。口頭では短く「あいみつ」と表現されることがある。
(出典:Wikipedia)
あいみつ。
したことありますか?
ぼくがここでいうあいみつとは、業者と業者のやりとりだけではなく、
・居酒屋の店を決める
・家具や大型家電を買う
・引越しの業者を決める
・結婚式場や二次会の会場を決める
など、日常的なものです
もっと言うと、
「たまご1パック」
買うのに、AとBのスーパーを比べる
これもあいみつです。笑
で、なぜ「安くして」と言わない方が良いか?
結論ですが、
「そこそこの仕事しかされない」
または
「それなりの結果しか手に入らない」
からです。
どういうことでしょうか?
「安く買って何が悪い!」「たまごなんてどこで買っても一緒だろー!」
と思われたあなた。
ぼくもそう思っていましたよ。
でもね、
買う方からしたら
「ちょっとでも安く買いたい」
とすると、それって
「自分の支払いは少なく、得られるものは多くしたい」
ということですよね。
いえね、それがいいとか悪いではなく、
なるべく負担を減らしたいのもよく分かります。
でもね、そうなると結局
「しわ寄せがどこに来るか」
という話になるのです。
具体的な例を見てみましょう。
---
ケース①【引越し】
引越しのあいみつで「安くして」という
↓
「安く」と言われたので、トラックの大きさや人数を極端に減らし、当日作業に入る
↓
作業員の焦りから家具や家の壁が傷つく、荷台に積みきれない
↓
壁修理代の手間、載り切らない荷物の手配で余分な手間が発生
↓
最終的に、労力含めたら、高くついてませんか?
---
ケース②【飲食店の宴会】
宴会予約で「とにかく安くして」という
↓
材料や加工の原価は必ずかかるので、安くするとそれなりのものしか出せない
↓
人件費も減らさざるを得ないので最低限の人数しか配置できない
↓
その結果、満足な食事が出ない。ドリンクを頼んでもなかなか出てこない。
↓
参加者がイライラする。
↓
幹事さん、大丈夫?
---
分かりやすく、あえて極論を言っていますので、必ずしもすべてがこのケースに当てはまることはないと思いますが、どちらのケースも、あなたのご要望の通り「安くした」ので、引越し会社も飲食店も、人手が足りず、経験不足の若い新人バイト君しか配置できない、その結果...という状況です。
これって、おそらく他も一緒。
スーパー
結婚式場
二次会の会場
家具や家電
廃品引取り処分
新築一戸建てを建てる
。。。
ここまで読んでいただいても、
「安く買って何が悪い」
というかた、
決して悪くはありませんが、必ず最後に何かがありますよー(笑)
---
ではどうすれば?
ここで終わってしまうと、ただ心配させるだけですので、ぼくなりの見解を。
それは
「あいみつを取っていることをきちんと伝える」「どんなメリットとデメリットがあるか、しっかりと聴く」
です。(「一番安いところに決めます」とだけ言うのは絶対NG♪)
引越しであれば、作業員が何人で来るか、全部の荷物を詰めるトラックが来るのか、万が一乗らなかった時はどうするのかを伝え、こちらがするべきことと先方がやりことを明確にしておく…等
飲食店であれば、どういうメニューが出るのか、席の場所や大きさを確認し、こちらも男性と女性の割合やお酒を頼む人の割合をしっかりと伝えておく…等
それらを双方できちんと確認をして、
「どんなサービスの違いがあるのか他と比べています」
「○○○円くらいだとどういう内容になりますか?」
としっかり聞いてみましょう。
いずれにしても、
「いいからとにかく安くして」
とだけいうのは、相手の方に失礼ですし、結局痛い思いをするのが誰か、を考えると言わない方が良いと思うのです〜♪
追記:
最近「店頭価格と比べてネットが安いから」と、大型家具や大型家電を専門店ではなくネットで買う方、多いようです。もちろんこれも『しかるべき結果』が...
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