銀行員だって、安心できないこの時代
AIによって、銀行の仕事の進め方が変わっていく。
これまで人間が時間をかけていた書類の転記や確認といった業務を、
AIで自動化していくだけでなく、人工知能の開発部門へ配置転換する。
いよいよ、こういうニュースが届くようになりましたね。
みずほフィナンシャルグループは営業や事務の社員を人工知能(AI)の開発人材に転換する。5万人の全社員から順次選び、10年後に数千人規模への拡大を目指す。金融サービスや社内業務のAIシステムを作る。既存部門を減らし、競争力の要であるAI分野に集中する体制を整える。
日本経済新聞より
これ、すごいことですよね。
そして、こういうニュースを見ると、つい考えてしまいます。
「銀行員だって、安心できない時代なのか」
「今まで何十年も続けてきた仕事が、これからも同じようにあるとは限らないのか」
「じゃあ、自分はどうすればいいんだろう?」
いやー。
とうとう、そういう時代になってきたんだなと思います。
肩を叩かれるまで待ちますか?
ここで、ひとつ考えてみたいことがあります。
もし自分の仕事が、AIによって大きく変わるとわかったら。
あなたは、どうしますか?
・今までどおり働き続ける。
・会社が何とかしてくれると信じて待つ。
・配置転換を受け入れる。
・転職を考える。
あるいは、これはチャンスと、まったく違う分野の勉強を始める。
たとえば、手に職をつけるために、資格を取って新しい仕事に挑戦する。
いわゆるブルーカラーと呼ばれる仕事の中にも、
専門的な技術や資格が必要な仕事はたくさんあります。
もちろん、どの仕事を選んでも簡単ではありません。
資格を取れば必ず仕事が見つかるわけでもない。
転職すれば、すべてが解決するわけでもない。
そもそも、今すぐ転職する必要があるのかどうかだって、人それぞれです。
だから、全員が今すぐ方向転換しましょう、という話ではありません。
ただ、自分の仕事や環境が変わる可能性を知りながら、
何も考えずに待ち続けることは、本当に自分が望んでいることなのか。
ここは、一度考えてみてもいいんじゃないかなと思うんです。
銀行員だけではありません
これ、銀行員だけの話ではないんですよね。
すべての事務職も。
すべての営業職も。
すべての制作の仕事も。
もちろん専門職も。
そして、ぼくのような個人事業主だって、
AIによって仕事の進め方が変われば、必要とされるスキルも、仕事の価値も、変わっていく可能性があります。
今まで時間をかけていた作業が、数分で終わるようになる。
これまで専門知識が必要だった仕事を、AIがかなりのところまで手伝ってくれる。
そうなったとき、今までと同じやり方だけで仕事を続けていけるのか。
もちろん、すべての仕事がなくなるわけではありません。
AIが得意な仕事もあれば、人間の判断や経験、責任が重要になる仕事もあります。
新しく生まれる仕事もあるでしょう。
だからこそ、必要なのは
「AIに仕事を奪われる!?」
などと、怖がることではなく、
「自分の仕事は、どう変わるんだろう?」
「自分はこれから、何ができるだろう?」
と考えてみることだと思います。
人生の方向転換の真っ最中
ここで、ちょっと自分の話をします。
ぼくは今年、52歳。
会社を辞め、自分で仕事をしようと決めてから16年。
これまで、ホームページを作ったり、動画を編集したり、ITの相談に乗ったり、
ここまで本当にいろいろな仕事をしてきました。
そして今も、時代の変化に合わせて仕事の形を変え続けています。
最近はAIを活用することも増えました。
ただ、ぼくはAIの研究者になりたいわけではありません。
AIを使うことそのものが目的でもありません。
お客様の困りごとを聞いて、
「これ、どうしたらいいんだろう?」
と一緒に考える。
その解決にAIが役立つなら、使ってみる。
ホームページが必要なら作る。
情報発信で困っているなら、仕組みを考える。
必要なことを、必要な形で提供する。
そういう仕事をしていきたいと思っています。
つまり、ぼく自身も、これからの時代に合わせて仕事のやり方を変えているわけです。
52歳になっても、方向転換の真っ最中。笑
※先週から、宅建資格取得にチャレンジ中!笑
大きな決断だけではない
「方向転換」と聞くと、
何か大きな決断をイメージするかもしれません。
会社を辞める。
別の会社に転職する。
資格を取って、まったく違う仕事に就く。
もちろん、そういう選択もあります。
でも、方向転換はそれだけではないと思うんです。
今の仕事にAIを取り入れてみる。
これまでの経験を、別の業界で生かせないか考えてみる。
自分が当たり前にできることを、誰かの役に立つ形に変えてみる。
副業として、小さく新しい仕事を始めてみる。
今の会社にいながら、将来の選択肢を増やしてみる。
こういうことだって、立派な方向転換です。
いきなり人生をひっくり返さなくてもいい。
明日から別人にならなくてもいい。
まずは、今の自分にできる小さな一歩を考えてみる。
それだけでも、未来の選択肢は少しずつ増えていくのではないでしょうか。
本当に使えなくなるのか?
そして、もうひとつ。
新しいことを始めるときに、忘れたくないことがあります。
それは、これまでの経験が、
すべて無駄になるわけではないということです。
たとえば、銀行で長年働いてきた人なら、お金の流れや企業の経営、顧客対応、リスク管理など、
さまざまな経験を持っているはずです。
もちろん、経験があるからといって、どこでもそのまま通用するわけではありません。
新しい業界には、新しい知識や技術が必要です。
それでも、長年仕事をしてきたからこそ身についた考え方や判断力、人との接し方が、
新しい場所で役に立つことはあると思います。
AIによって、これまでの仕事の一部が自動化される。
だからといって、これまでの人生まで無価値になるわけではありません。
仕事が変わることと、自分の価値がなくなることは、同じではない。
これは、忘れないでいたいところです。
さて、どうしますか?
ここまで読んでくださった方に、ひとつ質問です。
もし、今の仕事が3年後、5年後に大きく変わるとしたら。
あなたは、どうしますか?
今の仕事を続けるために、新しい技術を学びますか?
これまでの経験を別の場所で生かせるように準備しますか?
まったく違う分野に挑戦してみますか?
それとも、今の仕事を続けながら、ゆっくり考えますか?
どれが正解ということではありません。
家族のこともある。
お金のこともある。
年齢や体力のこともある。
今すぐ動ける人もいれば、動くための準備が必要な人もいる。
それぞれに事情があります。
だからこそ、他人の成功例をそのまま真似する必要もありません。
ただ、ひとつだけ。
「自分には、今の仕事以外の選択肢があるだろうか?」
この問いを、たまに自分に投げかけてみてもいいんじゃないかなと思います。
人生のハンドルは、自分で持ちたい
AIが普及する時代に、どんな仕事が残るのか。
どんな仕事が増えるのか。
正確に予測するのは簡単ではありません。
だからこそ、未来を完璧に予測してから動こうとするよりも、
変化に気づいたときに、小さく試してみる。
うまくいかなければ、やり方を変えれば良い。
必要なら、もう一度方向を変える。
そんな柔軟さが大切になるのかもしれません。
ぼく自身、52歳になった今も、仕事の形を変えながら進んでいます。
昔の自分なら、もっとガツガツと、何でも全力でやろうとしていたかもしれません。笑
でも今は、少しずつ試しながら、自分に合うやり方を見つけていけばいいと思っています。
人生は、一度決めたら最後まで同じ道を歩かなければいけないものではありません。
途中で変わってもいい。
寄り道してもいい。
今までの経験を持ったまま、別の道へ進んでもいい。
そして、何歳からだって始めていいし、
ピンとこなければすぐに辞めて良い。
会社が変わる前に。仕事がなくなる前に。誰かに決められる前に。
一度、自分で考えてみる。
「これから、自分はどう生きていきたいんだろう?」
AIのニュースをきっかけに、そんなことを考えてみてもいいのではないでしょうか。
人生の方向転換。
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