LINEを開く。
メッセージが届いている。
読む。
「既読」
がつく。
……。
「あ、読んじゃった。」
「返信しなきゃ。汗」
こんな経験、ありませんか?笑
これって、よく考えると不思議なんですよね。
昔の電話なら、
「電話に出たから、すぐに話さなきゃ」
で終わります。
でもLINEの場合は、
「読んだこと」が相手に伝わる。
そして、
「読んだのに返信がない」
という状態まで、相手に見えてしまう。
この「既読」という機能。
便利なんですが、
ときどき人を疲れさせますよね。笑
「返信します」ではない
ぼくは、ここを分けて考えていいと思っています。
既読って
「読みました」
それ以上でも、それ以下でもない。
「読みました」と、
「すぐ返信します」は、
本来まったく別の話なんですよね。
でもLINEでは、
「既読になった」
↓
「読んだんだ」
↓
「じゃあ、返信できるよね?」
↓
「なんで返信がないんだろう?」
と、勝手に話が進んでしまう。
でも実際には、
読んだけど、今は返信できない。
読んだけど、ちゃんと考えてから返したい。
読んだけど、仕事中だった。
読んだけど、あとで返そうと思っていた。
いろんな状況があります。
「未読」は安心でもない
じゃあ、
「既読をつけなければいい」
と思うかもしれません。
でも今度は、
「まだ読んでないかな?」
「なんで未読なんだろう?」
と、送った側が気になってしまう。
そして、
「既読になった!」
と思ったら、
「でも返信がない……」
となる。
……。
これはもう、
SNSに、心を持っていかれすぎです。笑
もちろん、相手との関係性によっては、
「早めに返信したほうがいい」
という場面もあります。
仕事の連絡。
大切な人からの連絡。
緊急の連絡。
そういうものは、もちろん別です。
でも、すべてのメッセージを、
「届いた瞬間に返信しなければならないもの」
にしてしまうと、疲れてしまいます。
相手を大切にする気持ちは別
ものすごく忙しいときに、
慌てて適当な返信をする。
「了解です!」
「はい!」
「また連絡します!」
と、とりあえず返す。
これなら、
ちゃんと時間を取って、
相手の話を読んで、
考えて、
丁寧に返信するほうが、
相手にとって嬉しいこともあります。
つまり、
返信の速さと、相手を大切にする気持ちは、必ずしも比例しない。
ぼくは、そう思っています。
「返信が遅い=嫌われた」でもない
これは送る側にも言えることです。
メッセージを送った。
既読になった。
でも返信がない。
すると、
「何か悪いこと言ったかな?」
「嫌われたかな?」
「怒ってるのかな?」
と、考えてしまう。
でも、ただ単純に、
「今、返信するタイミングではない」
だけかもしれません。
仕事をしている。
運転している。
人と話している。
お風呂に入っている。
寝ている。
それだけかもしれません。
相手の「既読」という小さな情報から、
勝手にストーリーを作らない。
これも、SNSをラクに使うためには、
けっこう大切なんじゃないかなと思います。
無理に返さない
ぼくは仕事の連絡でも、
「すぐに返信できないときは、無理に返信しません」
もちろん、
「これは急ぎだな」
「相手が待っているな」
というものなら対応しますが、
「今は文章を考える余裕がないな」
というときに、
無理やり返信すると、
あとで、
「あれ、何を言いたかったんだっけ?」
となることもあります。笑
だから、
返信するなら、ちゃんと返信できるときにする。
これくらいの感覚です。
今日からひとつだけ
LINEやSNSでメッセージを開いて、
「既読をつけちゃった……返信しなきゃ」
と思ったら、
一度だけ、
「今すぐに返信する必要がある?」
と考えてみてください。
必要なら、返信する。
急ぎなら、返信する。
今すぐじゃなくても大丈夫なら、
あとでいい。
そして、自分がメッセージを送る側になったときも、
「既読なのに、なんで返信がないんだろう」
と考え始めたら、
「相手にも、相手の時間があるよな」
と考えてみる。
このくらいの距離感で、ちょうどいいのかもしれません。
今日のまとめ
今回、覚えておいてほしいのは、これだけです。
「既読は、返信の約束ではない。」
読んだ。
でも、今は返せない。
それは普通にあります。
そして、
返信が遅い。
だからといって、
相手が自分を大切にしていないとも限りません。
自分にも、自分の時間がある。
相手にも、相手の時間がある。
その間にある「既読・未読」という小さな表示に、
必要以上に意味を持たせなくてもいい。
SNSやLINEは、人と人をつなぐための便利な道具です。
だからこそ、
人の時間までSNSに決めてもらわない。
ぼくは、そんなくらいがちょうどいいんじゃないかなと思っています。
次回予告
次回は、
「SNSの通知、全部オンにしていませんか?」
……。
これも、かなり身近ですよね。笑
「通知が来る」
「気になる」
「スマホを見る」
「SNSを開く」
「別の投稿を見る」
↓
「気づいたら10分経っている」
この流れ、
一度くらい経験ありませんか?笑
次回は、
「通知される自由」と「通知させない自由」
について考えてみようと思います。
⏱ 今日の1分IT
設定時間:約10秒
今日から短縮できる時間:返信を焦らなくなるだけでも、意外と大きいかもしれません。
1年間で取り戻せる時間:積み重ね次第では、かなり大きい。
でも、今回取り戻したいのは、
時間だけではありません。
「返信しなきゃ」
という、
小さなプレッシャーからも、
少し自由になれるかもしれません。
📚 けんじの1分IT シリーズ累計
今回で 29本目。
「知っているだけで、ちょっとラクになる」
そんなITの話を、1分で読めるくらいのサイズにしてお届けしています。
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