「あの人、何をやってもうまくいくよね。」

「あの人は、なぜかいつも誰かに助けてもらっているよね。」

っていう人いますよね?

一方、

「なんであの人は、いつも空回りしているんだろう。」

「なんでいつも、そんなにトラブルになるんだろう。」

そんな人もいる。

これって、本当に「運」の違いなんでしょうか?

運気を上げるために気をつけていること


先日、こんな言葉を目にしました。

花巻東高校野球部の佐々木洋監督が、

「運気を上げるために気をつけていることが4つある」

と話されている記事です。(致知2010年3月号より

その4つが、

1.言葉

2.一緒にいる人

3.表情・態度・姿勢・身だしなみ

4.感謝と謙虚さ

だそうです。

さすがは名将。

なるほどなあ、と思いました。

でも、読み進めていくうちに、

ぼくは別のことを思ったんです。

これ、

めちゃくちゃ当たり前のことじゃない?

って。笑


「悪い言葉を使わないようにしようね。」

「お友達とは仲良くしようね。」

「ちゃんと挨拶しようね。」

「何かしてもらったら、ありがとうって言おうね。」

……。

これ、

幼稚園とか、小学校に入る前とかに、

親から教えてもらってません?笑

なぜかできない大人たち

ところが。

大人になると、

なぜかできなくなる人が、

ものすごく増えるんですよね。笑

人の悪口を言う。

不平不満を言う。

挨拶をしない。

何かしてもらっても、

「ありがとう」を言わない。

服装はだらしない。

髪はボサボサ。

爪も伸び放題。

いつも不機嫌そうな顔をしている。

そして、

「最近、なんか運が悪いんですよね。」

……。

いやいやいや。

そりゃ、そうなりますよね。笑


もちろん、

「身だしなみが悪い人は運が悪い」

なんて単純な話ではありません。

日々の小さな行動に、

その人の「人との向き合い方」が出る、

ということなんだと思います。

特に大切にしていること

佐々木監督が特に大切にされているのが、

「言葉」。

試合中に相手や審判を野次ったり、

悪口を言ったりすると、

運気が下がると感じる。

実際の試合でも、負けている時

「まだ2点差しかないぞ。」

と選手に伝えた。

「5点差あるわけではない、たった2点差だ!」

・2点差もある
・2点差しかない

たったこれだけなのに、言葉の重みが違う。

そして、

その言葉が選手の気持ちを変えて、

そのあと大逆転勝利したそうです。

ぼくらもおなじ

考えてみれば、

高校球児だけではなく、

ぼくらの日常も同じかも。

「もう○○歳だから。」

「どうせ無理。」

「どうせ自分なんて。」

毎日そういう言葉を口にしていたら、

そりゃ、自分の気持ちも、

周りの人の気持ちも、

少しずつ重くなっていきます。


逆に、

「まだまだできる。」

「ありがとう。」

「またお願いします。」

そんな言葉を使う人のところには、

人が集まりやすい。

誰と一緒にいるか

そして、「一緒にいる人」。

親は選べません。

でも、友達は選べる。

仕事仲間も選べる。

付き合う人も選べる。

誰と一緒にいるかは、

自分で決められる。


いつも誰かの悪口を言っている人と一緒にいたら、

自分も少しずつ、

そういう言葉を使うようになる。

いつも文句を言っている人と一緒にいたら、

自分も文句が増える。

逆に、

いつも機嫌がよくて、

前向きで、

「ありがとう」

を口にする人と一緒にいると、

なんとなく自分も元気になる。

これ、

「運気」という言葉を使わなくても、

普通に考えれば、

当たり前なんですよね。

人はよく見てます

そして3つ目。

表情・態度・姿勢・身だしなみ。

これも、

「そんなこと?」

と思うかもしれません。

でも人って、

ものすごく見ています。

言葉より先に、

表情を見る。

挨拶を見る。

服装を見る。

「この人と一緒にこれからもいたいかな?」

と、無意識に判断している。


佐々木監督も、

試合で負けているときにシュンとしているチームより、

負けていても笑顔のチームのほうが怖い、

と話されています。

そして、監督自身が不安になると、

それがチーム全体に伝わってしまうから、

表情や態度をコントロールすることを意識しているそうです。

これ、会社でも

店でも

家庭でも

交流会でも同じですよね。

いつも不機嫌そうな人には、

なかなか人は近づきません。

逆に、

いつもニコニコしていて、

きちんと挨拶して、

人の話を聞いて、

ありがとうと言える人には、

自然と人が集まってくる。

最後は謙虚さ

そして最後。

感謝と謙虚さ。

これも、

子どものころに教わりましたよね。

「ありがとうって言いなさい。」

「人にしてもらったことを当たり前だと思わない。」

「調子に乗っちゃいけません。」

……。

小さい頃から言われていることです。笑


でも、大人になると、

なぜか忘れる。

「やってもらって当然。」

「俺がいなければ会社は回らない。」

「私がやってあげている。」

そうなった瞬間、

少しずつ、人が離れていく。

佐々木監督は、

「敵をつくらず、味方をつくることが運を呼び込んでくる」

という考えを語っています。

実際、花巻東高校野球部は

宿泊したホテルをきれいに使うことを徹底し、

ホテルの方から喜ばれ、

応援に来てもらったというエピソードも紹介されています。

これって、

何か特別な「運を引き寄せるノウハウ」ではないんですよね。

ただ、

人に気持ちよくしてもらったら、自分も気持ちよく返す。

ただそれだけのことなんですよね。

難しくない

だから、ぼくは思うんです。

「運を上げる方法」

なんて、

じつはそんなに難しいことじゃないんじゃないかと。


悪口を言わない。

人を大切にする。

きちんと挨拶する。

身だしなみを整える。

笑顔でいる。

ありがとうと言う。

人にしてもらったことを忘れない。

そして、一緒にいる人を選ぶ。


これ全部、

子どものころに教わってます。

なのに、

大人になるとできなくなる。

そして、

「運が悪い。」

とか言う。

いやいやいや。

もしかすると、運が悪いんじゃなくて、

運がやって来ても、

受け取れる状態になっていないだけなのかもしれません。


もし、「神様」という存在が本当にいるのだとしたら。

毎日、人の悪口を言って、

人に感謝もせず、

挨拶もしないで、

いつも不機嫌で、

誰かに何かをしてもらっても当然の顔をしている人を、

「よし、この人を応援しよう!」

とは、

なかなか思わないんじゃないでしょうか。笑


逆に、

いつも笑顔。

いつもありがとう。

人に親切。

身だしなみもきちんとしている。

誰かが困っていたら、

「大丈夫?」

と声をかける。

そんな人のところには、

自然と人が集まります。

そして、

人が集まるところには、

情報が集まる。

仕事が集まる。

チャンスが集まる。

応援が集まる。


それを、

ぼくたちは、

「運がいい人」

と呼んでいるだけなのかもしれません。



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