みなさんこんにちは!けんじです。
暑い日が続きますがお元気ですか?
デジタル終活シリーズ、第5回です。
ここまで、
- スマホ
- サブスク
- Googleアカウント
についてお話ししてきました。
今回は少し視点を変えて、
実際に起きているデジタル遺品のトラブル
について考えてみたいと思います。
「うちはそういうの大丈夫。」
そう思っていても、
意外なところで困ってしまうケースがあります。
「スマホが開けられない」
最も多いこのケース。
本人しか暗証番号を知らず、
家族でさえスマホを開けられない。
こうなると、
- 連絡先が分からない
- 写真が見られない
- メールを確認できない
- 契約しているサービスが分からない
といった状況になることがあります。
スマホ一台に、
生活のほとんどが入っている令和の時代だからこその悩みです。
「何に契約しているのか分からない」
最近は、
さまざまなサービスが月額制になっています。
ところが、
「本人しか契約内容を知らない」
というケースは珍しくありません。
国民生活センターにも、
契約しているサービスが分からず、解約手続きに苦労した
という相談が実際に寄せられています。
毎月の利用料金は、
一件ごとには小さくても、
契約が複数あると見落としてしまうことがあります。
「大切な写真が取り出せない」
スマホやクラウドには、
何年分もの思い出が保存されています。
旅行の写真
子どもの成長記録
家族との動画
しかし、
GoogleフォトやiCloudなどのアカウントへアクセスできなければ、
それらを簡単に確認できない場合があります。
デジタルの思い出は、
紙のアルバム以上に大切な財産になっているのかもしれません。
「仕事のデータが見つからない」
これは個人事業主や経営者の方に多いケースです。
例えば、
- 見積書
- 契約書
- 顧客データ
- ホームページ
- ドメイン
- サーバー
- クラウドストレージ
これらを一人で管理していると、
万が一のときに
周りの人が何も分からなくなってしまうことがあります。
「どこに保存してあるのか。」
そのことだけでも共有しておくことは、
とても大切です。
共通しているのは「情報が分からないこと」
実際の相談事例を見ていると、
トラブルの原因は意外と共通しています。
それは、
「情報が残されていないこと」
パスワードやIDはその次
つまり、
- そもそもどんなサービスを利用しているのか。
- そもそもどのメールアドレスを使っているのか。
- こういうとき誰に相談すればよいのか。
まずはその情報が分かるだけでも、
家族の負担は大きく減らせます。
デジタル終活は「安心」を残すこと
ここまで読むと、
「なんだか難しそう…」
と感じるかもしれません。
でも、特別なことをする必要はありません。
例えば、ノートやA4用紙に
- 利用しているサービスを書き出す。
- Googleアカウントを整理する。
- サブスクを一覧にする。
- 信頼できる人へ保管場所を伝えておく。
これだけでも、大きな一歩です。
相談役として思うこと
ぼくは仕事がら、
パソコンやスマホのお困りごとをご相談いただく機会が多くあります。
その中で感じるのは、
「もっと早く整理しておけばよかった。」
という声が、とても多いことです。
ITのトラブルは、機械の故障だけではありません。
「情報が分からないこと」
も、大きなトラブルの一つなのです。
だからこそ、
元気なうちにできる準備があります。
まとめ
勘違いされることも多いのですが、
デジタル終活とは、
「もしもの日」
のためだけに行うものではありません。
いま自分が何を利用しているのかを整理し共有する
それは、
家族への思いやりであると同時に、
自分自身の安心にもつながります。
そして、何かあったときに、
「どこから確認すればいいのか。」
その道しるべを残しておくだけで、
残された家族の負担は大きく変わります。
デジタル終活とは、
未来の家族への「最後のITサポート」なのかもしれません。
次回はいよいよ最終回
「今日から始めるデジタル終活チェックリスト」
このシリーズの締めくくりとして、
いますぐに使える「保存版チェックリスト」を作りました。
「何から始めればいいの?」
という方でも、
一つずつ確認できる内容です。
ぜひ印刷して、ご自身やご家族と一緒に見直してみてください。
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